半月板を損傷しはや2ヶ月半。テラピーもやっと終了。
先週パパ友である整形外科医と彼の弟の理学療法士の立会いのもと、一応運動再開の許可を頂いた。とはいえ、プランクや腕立てはしていたものの、足を使うトレーニングは待ったが掛かっていたので、全くしておらず、しかも数日風邪で寝込んでいただけに、かなり筋肉が落ちていた模様。半月板は膝間接周囲、特に大腿四頭筋が弱いと再び故障しやすいという。なので、自転車またはエアロバイクを1日30分、3ヶ月続けるよう言われた。また理学療法士の指導のもと、体操も続けるよう言われ、そのレッスンに今日出かけてきた。
壁に背中をつけた、いわゆる電気椅子が30秒x3セット。
スクワットが30-40秒x3セット。
棒を持ってバランスをとりながらのスクワット30x3セット。
踏み台昇降1分x3セット。他にもバランスをとる練習などもしたが、これを毎日続ける。
それよりも、今編み物でかなり目から首筋や肩に、こりが来ているので、肩甲骨や腰をほぐす体操まで習ってきた。
ところで、今まで半月板という名前だけは聞いたことはあったが、どういう働きをするかなど、想像さえしたことがなかった。半月板は膝内部の内側と外側に1枚ずつあり、大腿骨と脛骨からなる関節面に介在して膝の動きをスムーズにしたり、膝関節の動き(屈曲・伸展、内旋・外旋)に際して膝関節を安定させたりすると共に、ジャンプなどの衝撃を分散させるクッション的な役割(衝撃吸収)を果たしている。この半月板が、スポーツ活動などによって膝を捻った時にストレスでこすれて損傷(断裂)する。私は内側の半月板が横に断裂していた。
今思えば、普通に稽古しても、稽古の最後の頃は足を引きずることが度々あった。オラトリオでの中学生の喧嘩を止めるために足を挟んだことが、まず急激なストレスであったようだが、その後二日も続けて稽古に出たことが致命傷だったようだ。いきなり正座ができなくなり疼痛で眠れなくなった。ちなみに内側の半月板は外側に比べ5倍も発生率が高いと言う。自分ではわからなかったが、かなり長い間熱と腫れがあったようだ。
現在、指定された膝のサポーターを装着中。膝を固定し、再発予防と痛みの軽減が目的。そしてこれは精神面に効くという。確かに何が怖いって空手を再開するとき、特に膝を捻る動作が多いので、また痛くなったらどうしよう?という恐怖心がある。(画像の足は私の足ではありませぬ。あしからず)
怪我をした時こそ、メンタルを強くするチャンス、と思いつつ、そして、決してネガティブな人間ではないと自負しているが、それでも自分が焦ったり不安になるとは思いもしなかった。イメージトレーニングが足りないな...深呼吸、深呼吸。
とにかく、ドクターにも師範にも言われているのは、”絶対に無理をしない”こと。今後のテーマは”無理をしない”。しかし、何が問題って無理を無理と思っていないところに無理があるのだけれど。苦笑
シニア(50代以上)の色帯だから、今のうちにいい成績を残しておきたい、というこだわりがあったが、それでもどうしても自分の体を痛めつけてしまいがち。(ドMなもんで..)参加することに意義がある。自分の範囲の演武をする。開き直りも大切だという。そう、開き直れないのも私の性格。ここは、今までの自分の殻を打ち破るというか、こだわりを捨てないといけないのかもしれない。
生涯空手、生涯武道という観点から考えるといかに怪我を防ぎながら、そして治しながら稽古を続けていくか。ただ闇雲に全力で打ち込んで稽古していれば強くなるわけではないと知った。年齢にあった部位の鍛え方、そして精神面、武道的生き方を貫くとは...かなりいい勉強をさせてもらった。感謝。
https://ameblo.jp/sofiamilano/entry-12347011963.html
