地下足袋 ~ 文化の創造  | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

昨日はお天気が良かったので、新しい靴をおろし、膝のリハビリで2ヶ月ぶりに自転車に乗って出かけたら、日本人学校前で会った日本人の友人達は、私の足元を見て「現場に足場組みに行くの?」「やぐら建てに行くの?」と言った。


 

うふふ。なんと地下足袋スタイルのシューズなのだ。ちなみに、やぐらは盆おどりでしょう?爆

強いて言うなら、鳶さんかい?笑  工事現場は鳶に始まり、鳶に終わる~

昨年末、ドラマ「陸王」を見た。老舗足袋製造会社「こはぜ屋」は業績が低迷したことで、社長を中心に足袋づくりのノウハウを生かしたランニングシューズの開発をスタート。その新シューズ「陸王」を履いて、故障に苦しんでいた茂木選手が、再起を目指すというストーリー。社長演ずる役所広司がすっごくよくって毎週涙していた。爆

 

 

劇中に登場する足袋型シューズはミズノが製造を担当しているそうだが、原作のモデルだと言われるランニング足袋の製造元は「きねや足袋」。同社は「きねや無敵(MUTEKI)」という商品を販売している。

http://kineyatabi.co.jp/kineya/?page_id=1896

 

話が前後したが、私の地下足袋シューズはモダンでポップなテキスタイル生地のSOU•SOUの地下足袋。伝統性、機能性にデザイン性をプラスされた作品。

 

はき心地は?というと、非常に軽い。がソールが薄く、普段からヒールなしの靴を履いているが、なれないとフラット感が人によっては疲れるかも?


ところで、地下足袋といえば、やはり鳶さん。とはいえ、最近では、大手ゼネコン建築会社では、足元に重いものを落として怪我をしないようにと、地下足袋が禁止になり、安全靴が主流になっているところも多いらしい。

 

しかし、鳶さんにとっては、常に高いところでの仕事。足元は悪く、さらに狭い。そんなところに安全靴だと重く、指先にも力が入らずバランスが取りづらいことだろう。やはりソールが薄く、足先が分かれていることで、「感じ取る」センサーというか目の働きもあることだろう。それでも、最近の流行は、一見運動靴に見えるが、実は先端に硬いプレートが入っており、しかも軽い安全スニーカーが主流とか。

 

そして、鳶さんといえば、地下足袋にニッカポッカのようなダボダボズボン。こうなると、やはり袴のようなパンツに地下足袋シューズを合わせたらおしゃれだろうな...と思う。

 

また、フランスの「Maison Margiela(メゾン マルジェラ)」でも足袋シューズが代表アイテム。ブーツだけではなく、ミュールやバレリーナまでが足袋型なのだ!

https://around50beauty.com/靴/maison-margiela/#i-5

https://stylehaus.jp/articles/5896/

 

日本の伝統的な素材や技法が、モダンデザインと融合。なんと面白いのだろう!

 

私の周りでは日本の風呂敷やあずま袋が静かなブーム。空手の組手では、ヘルメット装着の際、日本の手ぬぐいを頭に巻く日本人門下生が多いが、あれが欲しい!というイタリア人門下生もいるほど。

 

今度はポップな地下足袋シューズ試してみようかしらん? (子供にはやめてくれーと言われそうだけど。苦笑)

 

 

おしゃれでポップなsousouの地下足袋

http://sousounetshop.jp/?mode=grp&gid=1709465