イタリアの郵便事情は、書いたら本になるくらい、話題が突きない。郵便局員とて同様。
なんで、局内にコーヒーマシーンがあっても、わざわざ近所のバールからコーヒーの出前取るかなあ。なんで、始業時間過ぎて、中に入ってコーヒー飲むかなあ。しかも内側でのおしゃべりが全て聞こえてくるのだ!
もちろん、仕事ができる局員もいるし、スムーズな局もあるけれど、其れは極々少数。余談だが、我が家や会社が利用している滞在許可証関係の事務処理をしてくれる会計士は、それはそれはミラノ市内の穴場の郵便局に通じており(滞在許可の手続きはまず郵便局からキットをローマの中央警察に送るところから始まる)、また彼を通じてアポイントの時間に行けば、必要な代金(手数料)さえ払えば、すでに手続き終了になる手はずが済んでいるのだ。近所の郵便局じゃありえない!
ところで、明日12月15日、日本は「年賀郵便特別扱い開始」なのだそうで。明日から25日までの間に年賀状を投函すると、翌年1月1日に届くという。これまた、イタリアじゃ考えられないこと。
以前は、この時期、日本や海外の友人へ100通近くクリスマスカードを発送していた。どっと郵便局へ持っていくと、嫌味を言われ、タバッキ(タバコ屋)へ行け、と言う。(そこでも切手が買えるので)また、タバッキへ行くと、なぜ郵便局へ行かない?とまた文句を言われる。何れにしても、切手代もカードもバカにならないので、最近は横着だがネットでのご挨拶にしている。
また、ガスや電気の支払いも、銀行引き落としは嫌なので、振込用紙が送られてきて、郵便局で支払えるが、これまた郵便局へ行くたびに嫌な思いをするのも嫌だから、結局たとえ手数料が多少高くなろうとも、多種の支払いを受け付けているバールで済ますようにしている。
しかもこの時期、世界中で郵便物が飛び交う時期になる分、届くのも多少遅くなるのは仕方ないが、イタリアから日本にどれくらいかかるのだろう?イタリアさえ出てしまえば、あとは早いのだが、常にイタリアを出るまでが大変。そして日本からの郵便物も届いても、イタリア国内で止まってしまう始末。
それを熟知しているせいか、以前ミラノに住んでいて、現在ロンドン在住の友人は、クリスマスカードは必ずサンタンブロージョの祝日(12月7日)あたりに着くようだしてくる。さすが!その時期、私はまだ挨拶状の文面さえ考えてないし...
ちなみに日本の郵便局からの小包のEMSはイタリア国内に入ると、SDAというサービスが請け負っているが、10月は1か月も職員がストライキをしており、ひどい目にあった人がたくさんいる。逆を辿れば、ブラック企業で、職員たちの不満が起こしたことなのかもしれない。
日本から、そして日本へ確実なのは、OCSとDHL。しかしお高い。小包にするほどでないのなら、ミラノからだったらスイスにひょいと車を4,50分走らせてスイスから出すのが確実で早いかも。
郵便局へ行く際は、時間と心に余裕を持って行った方がいい。笑
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