La Festa 2017 〜 その2 怒涛の1日 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

在ミラノ日本人会最大のイベントである「La Festa」が催された。

 

ミラノ在住16年。補習校在籍15年。そして9回目のFestaのフリーマーケットに参加。私にとっては、もう文化祭のノリ。

 

人混みが嫌で敢えて来ない人もいるが、私の場合、やたらと血が騒ぐ!爆 祭りはやっぱり参加しなきゃ面白くない!

 

しかもゴスペルの師匠のTinsagu Projectにまで参加し、そして補習校の保護者には順番で回ってくる飲み物販売まであり、私としては、たった4時間の催し物の中、フリーマーケットの席についている時間さえまともになく、気づいたらいろんな友人からメッセージや電話が入っていた!毎年、一緒に参加する方や次男に世話になりつつ、あちこちを動き回る。けれど、今回は全く別の教室や食べ物コーナーさえ行けず。

 

けれどその合間、合間に年に1度しか会わない方にもドーンとお会いし、片っぱしから挨拶しまくるのだ。ミラノの大御所の方を見つけようものなら、さーっと走ってご挨拶する。「あなた、時間が早いからってお弁当が売ってもらえないのよ。交渉してきてもらえるかしら!」こんな無茶なことを言われるのは日常茶飯事。

 

また、飲み物販売のお手伝いは、まだ入場を制限している時間帯の為、人手も関係者のみなので割りにおしゃべりも自由。お子さんの小さい方から現地校進級について聞かれたり、人の紹介など頭も体もフル回転。

 

子供達の幼稚園時代から中学までの先生やお友達も毎年リピーターでいらっしゃり挨拶を交わす。こんなに大きくなっちゃったの(次男が)?と言われるが、逆にえっあのお腹にいたお子さんがこの子?ということも多く、1年に1度のお祭りも続けばすごい歴史を感じるもの。

 

フリーマーケットでは、収益はないよりあった方がいいが、やはり参加することに意義がある。その日までに準備を進め、当日も周りと意気揚々。やっぱり文化祭のノリだね、楽しい。前夜遅くまで商品を作っていたが、出来上がらず、当日また早く起きて、編みぐるみの顔をまとめて刺繍をした。

 

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あいにく、慌ただしすぎて出店テーブルの画像を撮るのを忘れてしまったくらい。

 

今年も午後2時になると入場者が2千名を超えた放送が入った。

 

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とにかく、人人人。3時からのTinsagu Projectでは、浴衣をきて歌うことになっていたので、人のいない音楽室で早くも着替えてしまった。寒いと思って、肌襦袢やらポンチョも準備していたが、暑いなんてもんじゃない!

校内は熱気でいっぱい!

 

歌う前に一杯飲んでおこうかな?と思い、ビールを買っておいたが、飲んでいる暇さえなかったが、飲みたい人〜?と音楽室の前で応援団に声をかけられ一口(いや、二口?三口?)いただいた。水みたいでしたが。爆

 

Tinsagu Projectでは、元イタマの生徒や先生、そして教会の聖歌隊のメンバーも来てくれていた。

谷茶目節、てぃんさぐぬ花、と沖縄の曲から始まり、てぃんさぐに関しては、振り付けは腰に拳を置いてから始まる。はじめ思わず、えっ?腰拳(こしけん)ですか?といってしまったくらいだ。琉球舞踏の特徴ある手の動きは、そのまま空手の技となるとは聞いたことがあったが、後から練習背景のビデオを見直したら私の拳だけが皆と握り方が違っていたから大受けしてしまった!闘うポーズじゃん!爆 『踊りがうまければ空手も強い。これ沖縄の常識』とは、映画•「琉球バトルロワイヤル」のセリフ。逆に踊りがうまければ空手も強くなれるのかしらん?!爆

 

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それにしても、浴衣を着て歩き回っていたので、イタリア人にはあちこち写真を撮られたのは仕方ないが、知り合いの男性軍らに「おっ!いーっすね」とか「Bellissima!」と声をかけられるたび、きもっ、きもっとつぶやいていた。苦笑
 
それにしても、本当に楽しかった。こちらは今回のゲット商品!
 
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お友達の和物陶芸品”UZU"のビールグラスとトンボ玉と二本指靴下。トンボ玉で自分用のチョーカーを作りたい。
 
さあ、これからは打ち上げという名の忘年会が始まる〜。

 

 

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