『諸聖人の祝日』とポンテ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

気づいたら11月に入ってしまった。

2017年も残すはあと2ヶ月。早いものだ。

そして、ミラノは11月12日より世界より一足早く「待降節」に突入するため、ミサの聖歌選曲とプレセーペの準備に駆り出される。(また、泥舟かい?涙)

 

ところで、今日11月1日は、カトリックの「諸聖人の日/Tutti i Santi」の祝日でイタリアの祭日。すべての殉教者と聖人の祝日。私たちは諸聖人が、今は神のもとにあって、私たちのために取りなしてくださっていることを信じ、諸聖人とともに喜んでこの日を祝う。

 

昨年も書いたが、ミサでは"Camminando sul sentiero"いわゆる「聖者の行進(when the Saints go marching in )」を歌う。

 

 

🎶天に聖人達の長い行列がやってくる時、

ああ主よ、私にもその場所がありますように。

 

又、今日のヴァチカンでのミサ後の「お告げの祈り("Angelus")」では、「親愛なる友人の皆さん、世界は聖人と必要とし、我々は例外なく神聖と呼ばれます。恐れないでください。」と本日のツイート同様、キリストを証しするよう招かれ、聖人の特徴として”寛容さ”、”勇気”、”言行一致”そして”謙遜さ”を強調された。

 

又、聖人はヒーローではなく、謙遜と十字架の道を歩むキリストに倣う罪人である。と言及された。

 

聖人にならなくても、天の上れるのならば、神のもとで安らかに憩いたいもの。だから、私の場所も取っておいて!と天国行きを予約しておきたい。笑

 

ところで、明日は「死者の日」。死者の記念を深い敬愛の心をもって尊び、死者のための祈願を捧げる。休みではないが、御墓参りに出かけたりしているようだ。我がパロッキアではこの日は、3回ミサが挙げられ、イタリアに親類がいない外国人シスターたちも、明日は墓地にいって死者にお祈りをしてくるだと言っていた。

 

本来休日ではない「死者の日」だから、明日は普通に学校があるのだと思っていたが、ふと次男の学校の学校のHPを見ると、今年は11月2日、3日と連休にして土日にポンテ(橋渡し)の連休にしているというじゃないの!知らなきゃ、明日そのまま学校へ行かせているところだったわ!爆 長男も学校はあるが、授業はなく講演会なんだそうな。は〜

 

今週は10月の第5週と今日の祝日とで空手さえも連休でお休み。

 

no karate no life

稽古のない週ほど、味気ないものはない。それにしても休みが長すぎる〜