夏休みの課題 〜 新聞作り その2 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

先日、空手の夏の宿題「新聞作り」の発表会があった。

 

情報が溢れるこの時代に、いかに正確で重要な情報を見極め、自分なりのフィルターで再編集できるか?その編集能力を問われるものだった。

 

100人以上いる門下生で提出したのは24名。小学1年生から大人の門下生は2名。家族でまとめたという人もいた。

 

師範曰く、どの作品もそこそこに良い出来だったという。ただ、内容がどうこうという問題ではなく、やはり宿題という難題に取り込んだ人と、そうでない人の差は大きい、とのことだった。ちなみに、我が家の愚息らは、ギリギリになって投げた。だいたいベースになるものを持っていながら、やらなかったのだから、最悪だ。

 

あるイタリア人が、「現地校の宿題が忙しくてそれどころじゃなかった」、と言っていた。はあ?である。確かに、イタリアの学校でも宿題が多い学校はあるだろう。しかし、3ヶ月の夏休み。毎日びっちりやらなきゃいけない量出しますかね?

 

宿題を提出した子の多くの日本人、ハーフの子供達は、日本語の補習校にも通っており、そこの夏休みの宿題の量といったら半端じゃない。しかも、夏休み中、帰国して体験入学している子さえ結構いる。我が家も以前はそうしていたが、一人抜け、二人抜け、そして次男に至っては、小1で体験入学しただけで終了。しかも、補習校に関しては、宿題をこなすのが至難の技で、親子喧嘩が絶えず、こうなると家庭が壊れる!というところまで深刻になったので、やめたのであるが、続けている子供達を見ると、ほんと、よく頑張っているなあと感心する。

 

その子達がですね〜、きちんと空手の宿題もやっているわけで、現地校のみの宿題が多いため、空手の課題ができなかった、といっては罰が当たるぞ!!と師範は言わなかったが、私は言いたい。爆

 

私は、やれることをやらず、常に言い訳を準備している人は、現実から「逃げ」ているのだと思う。愚息らに関しては、ほんと、情けない限りだが、親に情けないと言われ、負けないよう育つ子は後になって親に感謝するだろうが、我が家のようにいっても暖簾になんとかでは、結局何も感じず年を取っていくだろう。最終的には、自分の人生だからどうしようもないけれど、それでいいのかね?

 

稽古の後に、表彰式があった。私は、「息子二人はどうしたので賞」という、とってつけた?ネーミングの賞獲得。プレゼントは、シャボン玉。爆 お友達のEちゃん(5歳)にあげました〜。私の顔を見ると、「飴ちゃん、くれる?」というので、「今日はもっといいものがあるよ〜。」と言ったら、大喜びでした。私はその笑顔の方がいいわ。笑

 

 

 

 

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