『子曰、知之者不如好之者、好之者不如楽之者』
子曰く、これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。
つまり、あることを理解している人は知識があるけれど、そのことを好きな人にはかなわない。あることを好きな人は、それを楽しんでいる人に及ばないものである、という意味。
自慢じゃないが、私は仕事も勉強も空手の死にそうな稽古も、楽しんでやるという特技がある。ある意味、自分でもドMか?!とさえ思うほど、のめり込み、それが楽しくて楽しくてたまらない。
ここ数年、頼まれる仕事はほぼボランティア。全くお金にならないことばかり。少しはお金になることをしたい、と司祭に言ったら、苦笑いされた。うーん、一応神の前では金儲けのことは言って欲しくない、と。爆 でもこちらも生活上多少はお金が必要ですからね、次から次へとボランティアの話は来るが、物理的に限界はあるというもの。どうせするなら、人間関係、自分の能力のキャパを増やしつつ、かつ収入があれば有難い。
人間が生きていることは当然のように思えるが、やはり沢山の偶然が繋がって自分が存在していることだと思う。なので、ある(”有る”または、”存在する”)ことが難しい=ありがたい(有難い)ということではないだろうか。
そして、それを「楽しむ」ことが、何かをやり遂げる原動力になるのだと思う。
沢山の偶然が繋がることは、結局は「必然」的なこと。カトリック的に言えば、み摂理。
何れにしても、出会う人々に感謝、ふりかかってくることを謙虚に有り難く受け取りたいと思う。
