夏休みしゅ〜りょ〜!! | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

長い長い地獄の夏休みがやっと終わろうとしている。
そして、2017/18年度が始まる。

 

長男は高校を2年も留年し、2年分まとめて勉強し、進級試験を受けて合格したにもかかわらず、なかなか受け入れ先がみつからず、この夏休みは親子でやきもきしていた。厳しい目力の校長先生に観察されながら生き地獄のような面接を親子で受けたが、なんとか面談突破。受け入れが決まった。ただ、クラスも厳しいというか彼にとってはかなり背伸びをしなくてはならないクラスのようだが、今までいかに甘く、ちゃらんぽらんに生きてきたか知るべきだ。

 

私があまりにも疲れ切った顔をしていただろうか?校長先生には、「何かご不満ですか?」と聞かれたが、長女も進級問題には常に頭を抱えていたが、長男は輪をかけたようにひどかった!バスタ!ガールフレンド!バスタ!フラフラ!と言われていたが、そこまで言われれば、十分わかっていると思うが、誘惑は断ち切る勇気が必要。常に自分との闘いだから、もうこれ以上知らん!と私も怒りよりも情けなさで力が抜けそうだった。

 

そして次男もいよいよ中3。年明けには高校の入学手続きが始まる。イタリアは高校に入るといきなり厳しくなり、イタリア人でも留年が多いのだから、外国人なら1年は仕方ないと覚悟しているが、それにしても、子供達の高校問題は、日本の問題に比べどちらがよい悪いとは言えないが、卒業するまでは気が気じゃない。

 

先日、長い地獄の夏休みのストレス解消に女子会が行われ「ドキドキした〜い!」と皆で笑いあったが、私の場合、心臓によくないドキドキばかりだ。

 

あ〜、バスタ夏休み!

一雨ごとに秋を感じるミラノ。やっと新学期が始まる。

 

新しい気持ちで頑張ろう。