9月7日、明日は二十四節気の「白露」。秋が深まり、草花に朝露がつきはじめる頃という意味。七十二候では「草露白(くさのつゆしろし)」となり、草に降りた露が白く光って見える頃で、朝夕の涼しさが際立ってくる。本格的な秋の到来。
ミラノに戻り、再び蚊の攻撃!そうだ、日本から強い見方を持って帰って来てたんだわ!と思い出し、毎日1回自分の寝室だけワンプッシュ。怖いくらい効く!つまり、蚊取り線香もベープマットもアロマキャンドルも必要なくなった!あの耳元でプウーンと不快な羽音で早朝に起こされることも、ボコボコに刺されることもなくなった。今までの努力はなんだったの?爆
ところで、「秋の七草」とは、「春の七草」同様食べられるのか?と思っていたら、秋は鑑賞するものだと今更ながら知った。そうだったの〜?!
しかも、調べてみたら、非常に可憐な花じゃないの!
秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびおり) かき数ふれば 七種の花 by 山上憶良
萩の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 女郎花 また藤袴 朝貌(あさがお)の花 by 山上憶良
萩、おばな(ススキ)、くず、なでしこ、おみなえし、ふじばかま、朝顔(現在の朝顔ではなく桔梗だと言われている)は、秋の花の代表として親しまれてきたもので、画像の花が左からその順に描かれている。
ちなみに、私の苗字の「荻」を必ず「萩」(はぎ)と読むだけではなく、そう書く人がいる。獣偏と乃木編は違います!
荻はススキに似たこれ
そして、こちらが萩
秋の彼岸に供える「おはぎ」は、「萩」から由来していると聞いたが、正しくは知らない。
ちなみに秋の七草の花言葉はこちら。
萩 想い、前向きな恋
すすき 努力、活力、勢力、悔いなき青春
くず 治療、芯の強さ、恋のため息
なでしこ いつも愛して、思慕、純愛
おみなえし 美人、心づくし
フジバカマ 躊躇、遅延、あの日を思い出す
桔梗 変わらぬ愛、気品、優しい温かさ



