心のリセット | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。



日本を発つ時、毎年書いている「心のリセット」。敢えて書くことによって、無理やり心の調整をしているということか?苦笑


気持ちの切り替えが上手な人は、どこが違うか?というと、「気を入れるところ」と「適当でもよいところ」をうまく使い分けられる。そうでないと、ずるずるマイナスの気分を引きずってしまうんだな。

今回の日本滞在はあっという間だった。いつもそう思うが、今年ほど早かったことはない。両親の老いをまじかに見、病院に付き添い、それでいて、空手の稽古にも追われた。申し訳ないが、会えない人、連絡さえも取れなかった人も多くいた。

 

それにしても人生は旅だと思う。毎回最低限の荷物で来て、帰りたいと思うけれど、行きも帰りもお土産はあるし、洋服も最低限のつもりでいても、滞在中必ず着ない服が数着出てくる。そういう意味では、今回も失敗。まだまだ修行が足りないんだなあ。

 

とはいえ、今年は空手の大会参加のため、道着やら防具などが多かったわりに、帰りは家族4人で74キロでまとまった。昨年より1キロ少ない。上出来!

 

さて、イタリアは9月が新学期。

長男は転校先の手続きをしなくてはならず、次男は中3で高校見学がそろそろ始まる。通っている教会の司祭が移動になるので、よってオラトリオと聖歌隊の指導者も代わり、新たな関係を築くことになる。...なんて考えていると憂鬱になるんだな。苦笑

人間明日、いや一分先もどうなるかわからない。信じるものに委ねて一生懸命一途に生きることが、人間の使命なんだろな、と成田へ向かうバスの中でウトウトしながら考えた。

 

愛だよ、愛。いや、気合か?爆


日本で出会えた人に感謝です!! また、来年。