空手道全国大会への道 〜  -2日 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 
毎年、ミラノへ戻る10日〜2週間くらいになると、必ず始まる心のザワザワ感。あれは、なんなのだろう。
 
プチ鬱。何か重い。そして、寂寥感。高齢化した両親への思い。また現実逃避していた子供たちの始業までにやるべきこと。実生活に戻る前の、気持ちの入れ替えに、かかるプレッシャーが年々重くなるのだ。
 
それが、今回ない。いやいや、ないのではなくごまかしもあるが、その前の空手の全国大会への緊張があまりにも大きい。平常心、平常心...。
 
集中稽古2日目。神奈川県立武道館で行われた。
 
 
ここは、昨年はまった誉田哲也氏著書・小説「武士道」シリーズで、第1巻の物語がスタートした場所。主人公の剣道エリートの香織と早苗が出会う横浜市民秋期剣道大会が、この神奈川県立武道館で行われたという設定。しかも我々の練習場は剣道室だった。感動!!  
 
 
総勢19名。(この日は2名欠席)各自思い切りスペースを使って練習ができた。しかも4時間レンタル!
 
初日は、全体としては1ヶ月ぶりの稽古であったので、体慣らしをし、2日目は感覚を戻す日であった。個人型、親子型、組手と試合形式に進めていく。
 
注意されることは常に一緒。一つ直れば、べつの癖が出てくる。そこを直せば、また別の直ったところが再度できない。私のノートは、同じことばかり書かれている。最低限気を付けるところだけ、色ペンでマーク。
 
そして、ついに集中稽古3日目。最後の調整。大会が行われる横浜文化体育館の敷地内にある施設で稽古。
 
試合に負けると、ああすべきだった、こうすべきだったと思いがちだが、まだ始まってないからね。イタリア本部は、帯の色より2色上の帯の実力。実際大会でも負けてない。...と師範。もうここまで来ると、精神面で自分自身に負けないようイメージトレーニングも大切。
 
勝ち負け、先を考えず、一本一本丁寧に打つこと。確かにそうだ。早く打てば、技も小さくなりがちで、忙しない。
 
平常心。
 
明鏡止水のごとく心穏やかに試合に臨みたい。