笑い方 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

笑うと免疫力が高まり、脳の働きも活性化され、自律神経のバランスが整う。また、血行促進、筋力アップ...お腹の底から笑うとなんだかとっても気分が良いし、ハッピーなオーラが出るようにも思われる。

 

自分の笑い方ってあまり意識したことがなかったのだが、私が引き笑いをすると言われ、驚いた。そうなの?あの明石家さんま風の笑い方?息吐きながら笑うんじゃなくって、吸いながら笑っているの?

 

ところで、笑い方って考えてみると、いろいろあることに気が着いた。

 

愛嬌笑い。愛想笑い。薄ら笑い。大笑い。思い出し笑い。豪傑笑い。忍笑い。せせら笑い。空笑い。高笑い。作り笑い。泣き笑い。苦笑い。馬鹿笑い。初笑い。一人笑い。含み笑い。福笑い。など。他にも知らなかったのだが、千葉笑い。追従(ついしょう)笑い。もの笑い。もらい泣きならぬもらい笑い、というものもあった。

 

今でこそ、メンバーがいなくなってしまい自然消滅してしまった「お笑いお料理教室」は何かにつけて皆で豪傑笑いをしていたものだ。背中を仰け反らして両手を叩いて笑ってみたり、私たちオランウータン?的なグループで、バールや路上で周りから不思議な顔をして見られたことも多々あるが、最終的には、わけわからないが、もらい笑い?で一緒に笑っちゃう。笑ったもの勝ち?いやいや、ちょっとお下品よね。時と場所は気遣うべき。天真爛漫と馬鹿笑い、いやおばちゃん笑い?は紙一重???

 

とはいえ、引き笑いをする人の特徴というのがあり、調べてみたら、とても興味深いものがあった。

 

①息遣いがうまくない。②せっかち ③陽気で明るい性格 ④勢いのある会話をする傾向がある。 ⑤皆から好かれるタイプ。

 

うわ〜っ、私ってやっぱりせっかちなんだわ、と思う。頭の中でどんどん次のこと、先のことを考えがち。笑いながら沢山酸素を取り入れようとし、脳内にも多くの酸素が循環し、脳の動きが活発化するという。好奇心が強く、今あることをさっさと終わらせて次へ次へと進んでいくスピード感があるというが、確かにそう。立ち止まっても常に足踏みしているタイプ。ある意味、落ち着きがない。爆

 

いずれにしても笑い方には、育ちや品性が現れる。気をつけなくっちゃ!と思いつつ、いくつになっても箸が転んでもおかしいお年頃。だめだこりゃ...