熱波の到来で35-36度が続いていた灼熱のミラノ。天気予報では今週崩れることはわかっていたが、午前中その気もない姿を見せるので、天気予報は嘘だったか?!と思うと、案の定、午後になるといきなり崩れ始める。
午後、オラトリオでラボラトリオが終了し、掃除が終わっていないようだったので、そこに加わると、一人が仕事があるので先に帰るといい、さっさと終わらせないと雨が降るかも...と思い、慌てていたのだが、高校生たちが、モップが欲しいと言ってきたので???と思い、彼女たちについていくと、あれれ?雨漏り?すでに外は大雨。
食堂の奥にある予備のテーブルが置いてある場所、つまり廊下の天井から雨漏りがしており、急遽数カ所バケツを置いたが、壁からも水が伝って漏れてきており早急に拭き始めないと間に合わない。雑巾か何か...と言われたが、そんなものあるはずもない。そうこうしている間に、子供たちが使うサロンが大変なことになっている!と呼ばれ、走るともうそこは大洪水ではないか!はあ?思わず目を疑った。
幸いなことに子供達は、別の集会室で司祭の話を聞いているところだった。雨が降り出し、30分もしていないはずなのに、これほどまでに大量の雨が地下の部屋に流れ出すとはどれほどの降水量だったのだろう?
地上のバールにモップがあったはず、と思い走ると、バールの前も湖状態。無理して中に入ったら、水が中に入り込む??? 目を疑った。
とにかく雨が止むのを待つしかなかった。幸いにして雨はすぐ止み、溢れ出た下水の流れも収まり、室内に入り込んだ水を外に出しつつ、モップでも吸収。とんでもない作業だった。
パロッキアが古いからか?とも思ったが、北イタリア中がひどい損害にあっていたようだ。雹が降り、かぜも相当強かったようでテラスも泥だらけ。
次男が気を利かせて、洗濯物を失内に取り込んでいてくれたが、空手の道着は泥が飛び跳ねており、洗い直し。
これも地球温暖化のせいなのか? 而もガタガタの道路。あちこちに水がたまり、車が通るたび、スピードを落とさない限り、ビッシャーと水しぶき。たまらない。
何とかしてよ。この天候。

