同じパロッキアに所属するマッテオ(19歳)君のブログのご紹介。彼は脳性麻痺により、歩くことも、話すこともできないが、母親が作ったパソコンのキーボードの配列を示した大きなボードを指差し、それを母親がコンピューターで打つという共同作業によって、ブログを発信している。
彼には、言葉という言葉を口に出せなくても、「思考」「意思」「意見」はあるわけで、彼の意見に時に涙し、時に励まされる。葛藤や悩みも人並みにあるだろうが、弱音を吐かず逆に力をもらえる。勇気をもらえる。そんなマッテオのブログを少しずつ紹介していきたいと思う。
「心を開く」
今日は、僕が気にかかっている人生の問題の局面について考えを巡らしてみたいと思う。僕は人に会う時、その人の心の中を見ることができるということを話したい。見るというよりも目で見える。目で観るのではなく、心で観るのだ。
もし、僕の前にいる人が、僕に話すことを許してくれるのなら、僕が見た、気づいたことを、話してあげる。けれど、実際に知られ、それを聴くことに心の準備ができていなければ、勝手に心を覗き込むようなことはしない。
心を開いている人を見つけることは、容易なことではない。けれど、僕は、彼らが変わろうとするのを待ち続けているよ。誰もがリズムや歴史、変化するまでの道のりというものがあるから、大きな跳躍を押し付けたりはしない。心と思考が自由な人に出会う時、僕は、表現する力を感じることができるんだ。
僕は人生の出会いを強く信じる。自分自身をはっきりと持った人と話す時、僕は、この手にとても重要な可能性を感じる。 世界に足跡を残し、その人のしるしを残そう。
僕たち全ての人が、自分のやり方で、自分のリズムで、世界に重要なしるしを残さなければならない。そして、何もしるしを残さず生きることは不可能なんだ。
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