今日2月4日は立春だった。二十四節気の第一節気で、旧暦では一年の始まりとされていた日。
子供達がまだ小さい時は、1日前の3日に豆まきをし、恵方巻きを食べていたが、すっかりそういったこともしなくなってしまった。
ところで、子供の頃、梅というと、白か赤か?と単純に2色と思い込んでいたが、実はその花の色合いは非常に豊富。つやのある明るい紅色は「本紅」であり、つぼみはピンクで、咲くと白い色になる花は「うつり白」と言われる。反対に白から紅色になる「うつり紅」というのもあるそうで、長い厳しい冬の寒さに耐えた花の辛抱強さと凛々しさと、またその可憐さがなんとも言えない。
ところで、平安時代以降現在に至るまで「花見」というと「桜」さすが、奈良時代、そして万葉集ではよく「梅」が歌われていた。ちなみに、万葉集で「萩」に次いで多く、119首に詠まれているという。
春されば まづ咲くやどの 梅の花 独り見つつや 春日暮らさむ by山上憶良
我が苑に 梅の花散る ひさかたの 天より雪の ながれくるかも by大伴旅人