キリスト教一致祈祷週間 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

今年2017年は、ルターによる宗教改革が始まった1517年からちょうど500年にあたる。

 

ところで、今日1月18日からキリスト教一致祈祷週間が始まる。

 

 

テーマは「和解―キリストの愛がわたしたちを駆り立てています」(二コリント5:14-20) 。今回は、ドイツ・キリスト教会協議会が準備したという。宗教改革500年にあたる今年、ドイツの教会とともに、世界に広がる教会と心を合わせてキリスト者の一致を祈る。

 

ちなみに、パパ様は、の最終日25日夕方、ローマ市内の城壁外の聖パウロ大聖堂(サン・パウロ・フォーリ・レ・ムーラ)にてエキュメニカルな祈りの集いを持たれる。

 

パパ様の祈りとして「すべてのキリスト者が、教会での霊的な交わりを取り戻すために祈りと愛の実践に努め、また、人類が直面しているさまざまな脅威に対処するために協力し、主の教えに忠実に生きることができますように。」とある。

 

この意向について、パパ様はビデオメッセージの中で次のように述べておられる。

 

「今日の世界で、様々な教会に所属するキリスト教信者たちが、助けを必要とする人々に奉仕し、人間の命と尊厳、自然を守り、不正義と戦うために、共に働いています。共に歩み、小さき人々、苦しむ人々への奉仕と連帯において協力し合うことは、皆の喜びの源です。私の祈りに、あなたの声を合わせてください。すべてのキリスト者が、祈りと兄弟愛をもって、人類の課題に奉仕するための完全な教会的一致を再び回復することができますように。」

 

また、パパ様は昨年10月スウェーデンを訪問しルーテル教会関係者とエキュメニカルな祈りを捧げられていらっしゃる。この集いには、ルター派世界連盟(LWF)会長、ムニブ・ヨウナン監督をはじめとする世界各国のルーテル教会関係者、スウェーデン国教会の主席大監督アンシェ・ヤケレン師、またカトリック教会側からは、パパ様をはじめ、教皇庁キリスト教一致推進評議会議長クルト・コッホ枢機卿、ストックホルム司教のアンデルス・アルボレリウス師らが出席。

 

ルター派世界連盟とカトリック教会は、和解の道を歩み始め、すでに50年にわたるエキュメニカル対話をしている。相互理解を妨げていた対立や誤解を乗り越えて、新たに関係を修復するしていくことが大切だ。分裂は大きな苦しみと無理解の源となったが、イエス無しでは私たちは何もできない。

 

宗教の名による過去・現在のあらゆる憎悪や暴力を拒否しましょう。そして、全てのキリスト者が一つになって、混迷する世界に福音を告げ知らせることができますように。

 

http://www.pauline.or.jp/chripedia/mame_itikitousyukan.php