今年もお世話になりました。 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

一年の計は元旦にあり。何事も始めが肝心である。けれど、礼にはじまり礼に終わる。だから、終了もこれまた肝心。

 

今年の1月1日に「一年の計は元旦にあり 「クロノス」と「カイロス」」を書いた。

http://ameblo.jp/sofiamilano/entry-12112893779.html

 

>「クロノス」は人間が作った時間であり、「カイロス」は神が備え給う時間だという。私たちに与えられた時間、人生は無限ではない。...人にはそれぞれ時がある。生まれる時、死ぬ時、泣く時、笑う時...それは時計で計るような「クロノス」ではなく、人生にいろいろな意味を与える「カイロス」である。神との出会いは、恵の時。そして救いの時。

 

私はこの1年、カイロスを大切にしただろうか? 昨日大好きなシスター渡辺和子が帰天されてしまった。書籍や”心のともしび”のサイトで福音宣教をもたらされ、信者でなくても、彼女の言葉に励まされ、癒された者は多いことだろう。それは彼女の言葉であって彼女の言葉でなく、神の言葉。そして、彼女は、常に言っておられた。”時間の使い方は命の使い方”だと。人生という時間を大切にするためには、「クロノス」ではなく、神の時「カイロス」を大切にして生きなければならない。

 

私は今年、人生大台に入った。

五十にして天命を知る。

 

天命を知るとは、自分の生涯における使命を見極めることを言う。一応、カトリック信者としては、「使命」と言えば、イエス•キリストの使命を生きること。やはり福音宣教であろう。ブログや行いなどを通じ、アクションを示していかないといけない。

 

ところで、今年は過去最高にブログを書いた。372本。1日1本以上の日もあったから驚き。


2013年  360本

2014年  358本

2015年  361本

2016年  372本

 

私が凝縮されている。どこを切っても私の金太郎飴状態だ。笑


人生は刺繍の表側のように綺麗に見えても、本当はその刺繍の裏側のように糸の行き来は沢山。刺繍のように、一針一針心を込めて刺していきたいと思う。


今年もお世話になりました。ご愛読有難うございます。また来年も宜しくお願い致します。

2017年が皆様にとって素晴らしい一年となりますように。