今回の旅行はあまりにも予定がタイトだった。
そして、実は私は出発直前からいきなり具合が悪くなった。途中で発熱もしたようだ。身体中が痛く、喉が痛く、首が腫れてきた。聖母マリアの家を訪ねた際、近くの聖水と呼ばれる水を飲んだ。気のせいかもしれないが、移動中は爆睡。そしてあれよ、あれよという間に体調が良くなったのだ。しかし、それを鼻で笑った長女は、いきなり体調が悪化。最終日は起きられないほど、ぐったりしてしまった。やはり、信じるものは救われる?!か???
最後の日、チェックアウトはしたものの、ホテルのメンバーであったので、午後4時まで部屋を使うことが可能で、長女を置いてアヤソフィアを観に行った。トルコはアラブの都市ではあるが、多分アラブ諸国の中では一番宗教的にはイージーな感じ。シーア派とスンニー派があり、シーア派の女性はブルカを身につけていない。ちなみにモスクで祈っていた女性はスンニー派。私の友人と似たようなベールのかぶり方、そしてロングスカートにロングコート。やはりエジプト人やモロッコ人とはスタイルが違った。男性も信仰はあるにはあるが、祈りは週に1度くらいかなあ。ラマダンも結構ゆるい、とガイドさんは言ってらした。
アヤソフィアは、ビザンチン建築の最高傑作であろう。西暦325年から建築開始。元は、ギリシャ正教の大本山として崇められていた。ギリシャ語では、ハギア•ソフィアという。
15世紀半ば、オスマントルコによってコンスタンチノープルが陥没すると、イスタンブールと改称された街は、イスラム教で埋め尽くされ、アヤソフィアはイスラム教モスクへと改造される。
その後、20世紀前半にトルコ共和国が誕生すると、建物はモスクから博物館へと姿を変えた。
丸い円盤状の装飾には、「唯一神アッラー」や「預言者ムハンマド」を表すアラビア文字が装飾化されて描かれているが、その横には、聖母マリアに抱かれた幼子イエス。
やはり、カトリック信者としては、十字架がなくてもキリスト像やマリア像を見れば、思わず十字架を切りたくなってしまう。
一度ホテルへ戻り、長女の様子を見て、もし彼女がブルーモスクを見たいというのならば、夫か私が彼女をさっと連れてこようと話したが、気になるレストランを見、吸い込まれるように中へ入っていく夫。(続く...)





