来年の話 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

「来年の話をすると鬼が笑う」という。

 

予知能力のある鬼は、来年の話をする人間を見て、「明日のことすらわからぬくせに」と笑い飛ばすという。

 

来年の目標はシンプルに決めた。幾つも有るけれど、無理のない範囲でやること。若い頃から、常にちょっと背伸びをして生きて来た。でも背伸びをして無理をしても、それができるようになれば、それだけ自分のキャパも大きくなり、もっと大きなものを目指したくなる。でも、年齢にあったスピードもあるだろな、と最近気づく。

 

自分にできることだけする。あとは神様が決めてくださるから。

 

ところで、来年の予定で楽しみにしているのは、3月25日のパパ様のミラノ司牧訪問。どんな形ででもいいから、ボランティアとして参加したいと司祭に直訴したら、ちょっと考えがある...と言われ、現在返事待ち。実現しなくても、嬉しさには変わりはないが。

 

また、26年前、ヴァンクーヴァーに語学遊学?していた時のメキシコ人のルームメイトが5月にミラノへやってくる。当時の彼女の彼が日本にいたので、来日。そして破局。新たなアメリカ人の彼がいたが、再び破局。そして彼女はメキシコへ帰った。その後、私がメキシコの彼女を訪ねて行って、数日彼女と一緒に海へ行っていた際、実家にアメリカ人の元彼から電話が入っていたようだが、私が帰国して彼に、友人との旅行での写真を大量に送ってあげたら、再燃し、ついに結婚。しばらく日本、そして台湾にいたが、現在はアメリカ在住。我が家と同じくらいの年齢の子供が3人いる。我が家の長女がもし、アメリカへ留学することがあれば、彼女に託そうと思っていたが、アメリカは眼中ないようだ。今はメキシコに行きたいと言っているが、夫が却下。

 

何れにしても、彼女のお嬢さんがスペインに留学するので、その時、一緒に来るようだ。かれこれ20年ぶり。待ちに待った日がやってくる。

 

他にも空手の全国大会が8月にある。これまた、楽しみ。

 

楽しみがあると、毎日が頑張れる。明日のことはわからないけれど、心に楽しみを持つことって大切ですね。あなたの楽しみは何ですか?