寒い、寒い | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

自分で暖房管理が出来るシステム、riscaldamento autonomo(リスカルダメント・アウトーノモ)にするよう昨年法律が変わり、温度調節云々が各家庭でできるバルブが設置された。

 

ちなみに以前は、アパートの地下にあるボイラー室で湯を沸かし、循環ポンプによって各家庭を通じ、各部屋へ循環するようになっていた。各部屋には、ラジエーターと呼ばれる放熱器が設置されている。たまに水が流れる音がするものの、基本的には非常に静かで埃が立つこともない。生渇きの洗濯物や濡れたタオルなどを置いておくと、すぐに乾くし、空気の乾燥も防げる。しかし、温度調整できないのが難だった。しかも、暖冬でも、また暖房の時期が終了しても、割にお年寄りの多いところは、寒い寒いと言って温度を上げたり、暖房を消さないでいるがまずはエコ優先!となった。

 

それでも古い学校などの校舎は未だに自動暖房装置がついていないところも多い。暑すぎたり、誰も入らないトイレに暖房が履いているのは非常に無駄。2016年12月いっぱいに自動装置を設置し、それに違反した場合は500ユーロから最高2500ユーロの罰金となる模様。

 

ミラノでは10月15日~4月15日までの間、一日14時間利用可能。移動式ヒーターを既につけたという友人もいるが、あともう少しの我慢。とはいえ、寒い寒い。体もあちこち痛みが出てきた...やはり冷えはいけませんね。首元はスカーフを巻いて、足湯につかり家にいてもしっかり靴下履いていないと!

 

 

 

http://ameblo.jp/sofiamilano/entry-12084587745.html