最近何かの記事でミラノは、「ヨーロッパの中で二番目にゴミの判別ができた綺麗な街である」と読んだ。ほんまかいな?!
アパートのゴミの仕分けやオラトリオのゴミの捨て方だけでも、ケ•スキーフォ!!いい加減すぎる!!と激怒したくなるほどなのに、じゃあ他の国はどんだけひどいの?ドイツやスイスがイタリア以下とは到底信じられない...
中身がいっぱいになると教えてくれる「インテリジェントゴミ箱」たるゴミ箱が2017年に300台、2018年までに15,000台が、ミラノ市内に設置されるという。
2016年の今年、ゴミ箱の設置は8%増加したそうだ。すでにこの9ヶ月の間に24,800トンのゴミを収集したというが、ゴミ箱がいっぱいになるかどうか、という問題よりも、これからの時期は寒くなるからいいものの、夏の間、捨てたゴミによっては、すぐにハエや蜂が集り、大変なことになることもある。生ゴミが捨てられ、そこから虫が湧いて大変なことになることもあるだろう。それをゴミ箱がいっぱいになるまで放置しておいて良いのだろうか?その方が疑問。
ところであちこちにゴミ箱の多いイタリア。その感覚で日本へ行くと、どうしてゴミ箱がないのだろう?と思うことが多い。しかも過去のいつからか急激にゴミ箱が激減した。考えられる理由としては、テロ対策。家庭ゴミの投棄。猫やカラスなどのゴミ漁り。ゴミの回収費や管理費がどこから出るのか?いずれにしても出せない現状...ではないだろうか?
「ゴミは自分で持ち帰ろう」これはモラル的には素晴らしいと思うが、ものによっては困る時もあるから、多少なり歩道にもゴミ箱は欲しいのが本音。
そういう意味では、ゴミ箱が多いイタリア(多分欧米共通?)はありがたいが、家の外に捨てられるのならば、分別も関係なく、外のゴミ箱に捨てる人は多いことだろう。そうでなくても、歩道や車道の死角などに投げ捨てられていることも多い。
最終的には、モラルの問題だと思うが、ゴミ箱を増やすだけで、街が綺麗になるか?と言ったら別問題のような気がしてしまうのは私だけなのだろうか。
