一気に寒くなって来たミラノ。
それでも、まだ雨も降ることもなく、良い天気は続いており、洗濯物を干せばとりあえず夕方までには乾く。
ただ、朝、洗濯物を干す前に、テラスの床を箒で掃くと黄色い粉でいっぱい。松だか杉の花粉のようだ。なので、洗濯物を取り込む時は、パタパタはたかないといけないが、洗濯物をたたんでいたり、いざアイロンがけをしようとすると、ひょっこり招かれざる客が「今日は!」と顔を出す。一日家で一匹は出てくる。郊外に住む友人など、「洗濯物にびっちりくっついてくるよ。」と言っていたから、恐ろしい。
また、夜になると、すごい勢いで電球の周りをカキン、カキンとぶつかりながら飛んでいる。今だに蚊もいるようだが、先月友人にもらったウオッカとグローブの入ったエキスをちょっと手首や首もとにつければ、ふといなくなる。あれは、最高だ。
今日は、ふと気づくとPCのふちをカメムシが歩いていたから驚いた。ぎえ〜っ!!奇声をあげたら、あやつもピタッと止まり、身動きしなくなった。空のペットボトルの口の部分を正面に置いたら、自ら入っていくではないか!「へへへ。アホめが!」そのまま、キャップをしてしまった。きっと自分の匂いでノックダウンしてしまうのだろうか?外に逃がそうとしても、なかなか出ようとしない。困ったものだ。
ところで、カメムシには蚊同様、ハッカ油が効くというが、洗濯物についてきてしまったらどうしようもない。また、唐辛子入りの焼酎スプレーも効くというが、そんなのも人間の目に入ってしまったらとんでもない。聖歌隊の練習や教会の会議などで帰宅が夜遅くなる時、たまにヌンチャクを持ち歩いているが、このスプレーもいいかもしれない。爆
秋の空 洗濯物に カメムシが
秋の夜 電灯たたくよ カメムシよ
カメムシは 自分の臭いで 気絶する
阿鼻叫喚 招かざる客 屁こき虫
冬支度 空を舞い飛ぶ カメムシよ
肩甲骨 カメムシもぞもぞ 2匹いた
ベランダを 飛び交うやつら 冬支度
引き出しの 中に紛れて 冬を越す
カメムシといえば、なぜか毎年カメムシ川柳を詠むのが習慣になってしまった。爆 憎悪の反対は愛着か?!NOoooooooooooo!! 😱😱😱
