寝室の小さな窓の雨戸を開けて寝ているので、朝6時半の目覚ましが鳴るか鳴らないかの時間帯に、光が入ってくるので自然に目覚めていたが、最近は夜明けが徐々に遅くなってきているので、6時半に目覚ましがなっても、あと15分、あと15分...ベッドから出られない。しかも、ベッドを出ると寒い。
そうやってギリギリ7時に次男を起こすから、また彼もすぐにはベッドから出てくるはずもなく、いきなり「もう〜」と悪態をつかれる。なんで、朝から嫌な思いをしなければならないんだ?!
何れにしても、温かいベッドから出るのは、気合がいる。人間の体温は、眠っている間は低くなり、朝が近づくにつれて上昇する傾向があるという。けれど、寒い季節は外気が冷たいため、どうしても体温が上がるまで時間がかかる。冬眠明けのクマじゃないが、体温が上がらないと、急速モードから活動モードへの切り替えがスムーズにできないため、目が覚めてもしばらく力が入らない。
子供の頃、当日着る洋服をコタツで温めていたことを思い出す。あれは結構よいアイデアだったのだなあ、と今になって思うもの。熱い蒸しタオルで顔や首筋を温めるのはどうだろうか?あとは、足の裏やふくらはぎ、首筋、脇の下などをマッサージすると、同時に腸も動き出す。
子供の送り迎えがあった時は、毎朝自分も出かける準備をしなければならず慌ただしかったが、今はとりあえず子供達の食べるものだけ準備をすればいい。だからと言って二度寝はしないけど。
とはいえ、最近は一日中眠い。空手の稽古も組手が始まってからというもの、若者のに比べればちょっとかじるだけの練習なのだが、その疲労といったら半端じゃない。帰宅して夕飯が終わると、バタンキュー。午後も気付くと2,30分記憶が飛んでいることがある。つまりうたた寝をしているようだ。
昨夜もオラトリオの緊急ミーティングがあった。夜の9時から始まり終了したのは11時半。一人一人の意見を求められるから、うとうとしていられないのだが、最後は、何を話したのかさえ分からないほど、頭がぼーっとしていた。それでも眠いわりに、週末にまとめて7,8時間以上寝ると寝過ぎの感が...
起きるのが辛い季節だが、うたた寝がたまらなく気持ちいい。
