パパ様ツイッター ~ 9月分 その① | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。



9月1日
Dio ci ha donato la terra per coltivarla e custodirla con rispetto ed equilibrio.
神は私たちに成長され、また尊敬とバランスをとるため地球を与えられました。

9月2日
Carità significa farsi prossimo alle periferie degli uomini e delle donne che incontriamo ogni giorno.
慈愛とは、毎日出会う男女(人々)の隣人になることを意味します。

Dio ci ha donato la terra per coltivarla e custodirla con rispetto ed equilibrio.
神は私たちに成長され、また尊敬とバランスをとるため地球を与えられました。

9月3日
Imitiamo Madre Teresa che ha fatto delle opere di misericordia la guida della sua vita e la strada verso la santità.
いつくしみの行為として、聖性に向けて生き方と道を示されたマザーテレサを模範としましょう。

9月4日
Portiamo nel cuore il sorriso di Madre Teresa e doniamolo a quanti incontriamo nel nostro cammino.
マザー・テレサの微笑みを心の内に持ち、そしてそれを人生の旅で出会うすべての人に差し出しましょう。

9月5日
Chi costruisce su Dio costruisce sulla roccia, perché Lui è sempre fedele, anche se noi manchiamo di fedeltà.
確たる神に基づいている方は、たとえ信仰が揺らぐ時があっても、神は常に忠実なので、岩の上に築きます。

9月6日
Che grande regalo ci ha fatto il Signore insegnandoci a perdonare per farci sperimentare la misericordia del Padre!
父のいつくしみに触れるためにも人を許すことを教えてくださっている主は、偉大な贈り物!

9月7日
Dio si impietosisce sempre quando siamo pentiti.
神は私たちが悔い改める度、常に憐れんでくださいます。

9月8日
Offrire la testimonianza della misericordia nel mondo di oggi è un compito a cui nessuno di noi può sottrarsi.
今日の世界においていつくしみの行いを証することは、誰もが避けて通ることのできない課題です。

9月9日
Il Signore si fa presente ogni giorno, bussa alla porta del nostro cuore.
主は毎日現れ、私たちの心の戸を叩いておられます。

9月10日
La misericordia può contribuire realmente all’edificazione di un mondo più umano.
いつくしみは、人道的な世界への構築に貢献されることでしょう。

Papafrancesco@pontefix_it


        ~・~・~・~・~・~・~・~・~・

いつくしみの特別聖年もふと考えたら、残すはあと2ヶ月ちょっととなった。

聖年のモットーは「御父のように、いつくしみ深く」と掲げられている。

聖年をより有意義に過ごすため、パパ様は当初このように勧められた。巡礼を行うこと。人を裁かず、赦し、与えること。社会において疎外された弱い人々に心を開くこと。精神的•物質的ないつくしみの業を行うことなどである。

同じイタリアにいながら、ミラノ〜ローマ間は近くて遠い。そう簡単には行かれない。けれど、先日、マザーテレサが列聖され念願のローマ巡礼ができた。こちらは四大バジリカの聖なる扉。

S.Maria Maggiore



S.Giovanni in Laterano



S.Paolo fuori le mura




S.Pietro


東京教区では「巡礼手帳」を配布されているようで、指定聖堂の記念スタンプを押すことができるとのこと。



教区内すべての指定聖堂をめぐりスタンプを押した方は、指定聖堂で確認を受け巡礼証明書を受け取ることができるそうだ。この四大バジリカで記念スタンプを押していたとは思えなかったが、巡礼中、この手帳を見せてくださった信者さんがいらした。

ちなみに、この聖年が始まったと同時、家の前にあるミラノ大司教区の聖なる扉のある教会で告解を受け、ごミサにあずかったら、記念のカードを頂いた。四大バジリカを回ったら、このカードをいただけるのでしょうか?と冗談で知り合いの司祭に尋ねたら、「スタンプラリーとかポケモンカード集めるのとは違うよ!」と一笑されてしまった。もちろんです。

11月20日「王であるキリスト」の大祝日に、聖年の扉を閉じることで、この特別聖年は終了する。

もう一度、パパ様の勧告を思い起こし、有意義に過ごすことができますように。

いつくしみの特別聖年」公式賛歌
https://www.youtube.com/watch?v=-N0Dto5s9fg