すでに脱退表明はしているものの、いまだ理事の期限が残っており、10月に新たな会長選挙が行われるが、その前に最後の理事会が行われるので、召集がかかった。
開講8年目。私も丸6年プラスαItamaと共に活動してきた。が、急激に生徒、つまりクラス、そして何よりもスタッフが倍増し、組織としてやっていくには今がちょうど過渡期となった。ただ私のなかで、そこで「ボランティア」として活動していくには、何か違和感が大きすぎた。
また、ここ数年同時にパロッキアも手伝い始め、そこで頼られ、引っ張られ、蟻地獄状態?苦笑 とは言わなくても、両方は時間的に可能でも精神的には無理。私としては、やはりパロッキアを優先したい。オラトリオの課題も大きい。地域の中でいかに移民と触れ合うか。(それはItamaも一緒)信徒間ではやたらぶつかる事が多いが、司祭をはじめ、シスターたちがいてくれるから、心の支えにもなる。
そして、何よりも偉そうに理事会やらパロッキアの会議に出たり、黙想会にも出ているが、肝心な意見を言ったりレポートがイタリア語で書けない。自分の中に劣等感はありつつも、まっ通じればいいでしょう?的発想でここまで来たが、あまりにも子供たちに、「ママ、何言っているかわからない!」「文法めちゃくちゃ。恥ずかしい!」と言われるようになり、語学学校を開講するよりも、自分がちょっと勉強し直さなきゃまずいな、と思って敢えて誰も知らないところ(?!)で勉強し直そうと思う。
某語学学校の入学試験は来週。分厚い参考書や同義語の辞書を購入したが、この夏結局何も勉強せず。まっ仕方ない。開き直ってできないところ、はっきり把握していないところからやり直すしかない。
文章も言語もセンスだと思うが、それでも書くは話すに優らず。話すは思うに優らず。とはいえ、たまに在伊が長い人で、えっ?!と思うイタリア語を話したり書いている人を見かける。子供たちから見れば私も同様なんだろうな。ここはママもやればできる!と思わせないと、ただただ収入もないのに忙しくしている親にしか見えないのかもしれぬ。は〜。苦笑
ところで、夏休み終盤、メルカートでは多くのitamaの元生徒たちに会った。毎回「マエストラ〜!」と声をかけられるけど、私は先生じゃないっ!とはいえ、成長した子供たちに会うのは嬉しい。当時乳幼児だった子供たちも皆小学校へ通い始め、恥ずかしそうに「チャオ!」と挨拶してくれる。彼女達も知らず知らずに、イタリア語のレベルは子供たちに抜かされていくのよね。笑 私も今年は頑張ろう!っと。
2016-2017年度の申し込みは以下の通り
9月14日(水) 16日(金) 9時半〜11時
Via Paravia 83 Milano
http://www.italianopermamme.org/index.php/progetto/43-2016-2017/132-iscrizioni-per-il-2016-2017
