初めての味噌作り ~ その2 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

友達に、家庭で味噌を作っている人が多いので、感化されこの3月に味噌を生まれて初めて仕込んでみた。まだ半年。どんな感じかな?ちょっと味見。


image


まいう~っ(って今は死語?!)
こんなに簡単にできちゃって良いのかしら?といった感じ。

カビが生えていないか心配だったが、ラップの脇一部ちょこっとカビている部分があったが、ほとんど気にならない程度だ。

 

味噌は、仕込みの時期によって、熟成期間が異なるという。目安として10-4月頃の仕込みが6-8ヶ月間、その他の月に仕込んだ場合は、4ヶ月間の熟成期間が必要だという。

 

ところで、父が心筋梗塞で倒れてからかなり減塩を注意されたという。夫も高血圧気味だし、濃い味が好きなので、なるべく薄め、薄めの料理を心がけているが、塩に関しては、食卓塩のような化学塩に気をつけるべきだという。海のミネラルが入っていなければ、逆に体のミネラルを奪い、塩分のバランスが崩れ体調が悪くなることだろう。化学調味料とてしかり。

 

今回は材料にこだわり作ってみた。なので、塩もよいもの。今はだいぶ改善されたが、以前は冷え性に悩まされていた。体を温める食べ物の中に、なんと塩や(自然塩)や醤油、味噌がある。そして、体を温め、ミネラルを補給し、血流を正常化させ、造血・増結にも必要なんだそうな。

それにしても、薄味の味噌汁はまずい。ちなみに味噌汁を美味しいと感じる塩分濃度は「0.9%」だそうで、人間の体液と同じ濃度なのだそうだ。なので、朝1杯の味噌汁は体にすみやかに吸収され、水分・ミネラルの補給になるだけでなく、凝縮されたタンパク質・アミノ酸・乳酸菌の補給にもなるという。

一杯の味噌汁は、血液と同じと言われているという。

 

夏の帰国中の検査では、また貧血と言われた。どうも血が薄い気がするし、朝は微妙にむくみ、調子が出ない。そういう時こそ、朝に一杯の味噌汁なんだそうな!しかも面倒であれば、出汁をとったり、具などもいれずスプーン一杯の味噌を、お湯で溶かして飲むだけでもよいという。

 

夏は疲れが溜まりがち。「夏バテ」がひびいて「秋バテ」になる人も多いという。その疲れを秋に残さないよう自律神経の乱れや血行不良、免疫力低下を防ぐため、生活習慣、食生活の見直しが大切。

 

少しだけ味噌を小分けし、再び保存。

 

image

 

朝の温かい味噌汁、またはスープで、内臓や胃腸が温まって血液循環が良くしましょう。体温が上がると免疫力アップ!

 

よい秋を迎えましょう。


http://ameblo.jp/sofiamilano/entry-12135201816.html