約1ヶ月に渡る琉球少林流空手道「月心会」の総本部道場での稽古も今日で終了。(長男・次男は最後に明日,組み手の稽古にも参加するらしい)
昨年は土曜日のみの参加であったが、今年は日曜日も参加させていただいた。ただただストイックな練習。老若男女必死に粘る。次男はたびたび「今日は1時間にしておこうよ。」「僕は組み手はいい。」と弱音を吐いた。しかし、母として、弱音は吐けないし,負けてられない。必死の2時間だ。
準備体操内でする,体幹トレーニングは非常に厳しい。プランクも前腕のものもあれば、サイドプランク、上向きのものもあったりとさまざま。いきなりうつぶせになり、「右腕は右足を、そして左腕は左腕をつかんで~」といわれ、そのようにすると、いきなり「飛べ~!」と言われた時は、思わず左右の人を見てしまった!まじっ?!飛んだつもりで体をもちあげるだけで精一杯あった。
翌朝おきると、肋骨が痛い。前日飛ぶ背筋をしたことをすっかり忘れていた私。母がちょうど肋骨にひびが入っていたことが発覚した直後だったので、もしや、私もか?とあせってしまった。ミラノの友人も夏休み前後に肋骨が3本も骨折してしまい、平らに寝られないと聞いていたので、ああ、もう空手はしばらくできない?!と思ったら、単なる打撲のようだった。
前回も書いたが、1時間つめにつめた練習内容。指導者も沢山いるので、帯の色別にわかれ、時に、少年少女と大人にわかれ、細かく指導を受ける。また、ミット蹴りとて同様。なるべく細かく指導してくださる黒帯の指導者の列にならび、出来るだけ数多く練習しようとするが、あまりにも細かく指導されるので、逆に待っている間に空いた列に回されてしまい、お目当ての指導者の指導が受けられないこともある。すぐにその列にもどると、また違う列へ回される。苦笑 毎週同じことを注意されないよう気をつけていても注意される。週末は、ほとんど予定をいれず、いれても夜から、と空手を優先にしてきた一ヶ月だった。
最終日、お盆休みのせいか、多少門下生も少なく,逆に黒帯の指導者が余った状態であったので、個人指導でみっちりしごいていただいた。基本練習の見直し、型の分解...武道は礼節を重んじるが、立ちながら目上の人の話を聞く場合の姿勢、態度、そういった話も聞けて目からうろこだった。すごい充実感。もっと知りたい。強くなりたい!
「空手チョップ」は力道山によって有名になったが、子供の頃、空手は不良がするものだと思っていた。まさか自分が空手にはまるとは...
総本部の指導者の方々に挨拶をしてまわっていたら、「来年是非全国大会でお会いしましょう」と言われた。ちなみに今年の夏の月心会の全国大会では、参加したイタリア本部の7名は全員入賞。伝説が出来たわけだが、プレッシャーだ。しかも、私の年齢, 今年一つ上がったわけで、カテゴリーも一つあがり、なんと「シニア」。響きがちょっとな...汗
今後も精進していきます!押忍!
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