先日,長女が来日中の例のピッツァの名前の友人と隅田川の花火を見に行った時の出来事。
友人、ピッツァがパスポートやクレジットカード、現金やイタリアの身分証明書の入った財布を落としてしまったという。長女と二人で歩いてきた道を数時間見て回ったが、見つからず。だめもとで、警察に出かけたという。届出を、長女が代わりに書き出したところ、???その名前見た記憶が...と警察官がいって、数時間前に届けられたという財布の中身を調べたら、彼女の書類云々が出てきて、一件落着!となったそうだ。ちなみに、中身は一つも抜かれていなかったという。さすが日本!
また、先日、所属している空手の流派の全国大会が行われた際(我が家は参加しておらず)、『折りたたまれた1万円札の落し物が届いています。お心当たりの方は...』といった内容の放送が入ったという。そこまで読んだ時点で、そんなこといっちゃったら、名乗り出る人が多数になっちゃうんじゃないの?と思ってしまった。少なくとも、イタリアでそんな案内が入ろうものなら、誰しもが、「私が落としました...」と言って、何とか自分のものにしてしまおうとする人が大多数登場するのは間違いなし! それでも、落とし主が現れ、その方の手元に戻ったというから、これまた、さすが日本である。
かくいう私、昨日落し物を拾ってしまった。銀行のATMでお金を引き出し、いざ出ていこうとすると、ピコンピコン、と音を立てている機械があった。「あれっ私?」と思ったが,私が使った台には、忘れたものはなし。えっどこよ?と一台ずつ確認していったら、ありました、ありました。カードの指し口がピカピカ光り、ピコン、ピコンとウルトラマンのカラータイマーのごとくうなっている機械が...決して、プラズマ・エネルギーが切れてしまったわけではない!爆 お金を引き出すために入れたクレジット・カード、きっと出てきたお金は手元にしまったものの、カードは取り忘れてしまったのだろう。さあ、どうしたものか?
次男に警察に届けたら?と言われたが,交番はどこにあったっけ?近くの交番の場所が思いつかない。しかも、届出は面倒くさそうだし,警察では落とし主の住所を特定するまで時間がかかりそうだが、銀行であれば、全部やってくれるだろう。設置されていた『緊急連絡電話』に電話をしてみた。私が状況を説明すると親切丁寧に応答してくださった。土曜日だったので、隣接している銀行はお休みでシャッターも閉まっている。行内は、私と次男のみ。きっとどこかにカメラは設置されていて,録画されていたかもしれないが、さあ、どうするどうする?
カードに書かれている情報を聞かれ、また私の連絡先も聞かれ、行内にある『連絡箱』に入れるよういわれた。当日は銀行は休みだが、週明けに、行員が来て、細かい手続きをしますから、と指示された。しかし、カードの持ち主が,カードを持ち帰り忘れたことに気づいたらさぞ慌てることだろう?と想像してしまった。きっと、お金を下ろしたATMに戻ってくることだろう。そして、自分がお金を引き出した台をとりあえず確認することだろう。私だったら、そうする。一応、落とし主の方が戻ってくる、という前提でメモを書いた。「○○様、お宅様のクレジットカードを発見し、緊急連絡電話で、窓口に口頭で届け、カードは連絡箱にいれましたので、週明けにも,行員の方が,取りにいらして、きっと○○さまのご住所または連絡先を突き止めご一報が入ることでしょう。ご安心ください。」と書いて、名前だけが見えるように折りたたみ、ATMの台の脇にそっと置いて、店を出た。
実際、お客様がそこに戻ってきて、私のメモに気づき読んだだろうか?まっそれはいいわ。いずれにしても、銀行はきっと、○○さんを見つけ出すだろうから。見てみない振りは出来ない。けれど、もし私だったら、そういったメモを見つけたら,安心するだろうか?それとも胡散くさく思うだろうか? イタリアだったら、これは罠か?!と余計なことを考えてしまうかもしれない。爆
