怒涛の学年末、始まり始まり... | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。



駆け足ではきていたが、昨日の「聖霊降臨祭」を皮切りに学年末のイベントがこれから目白押し。

ところで、外を歩いていても、家の中でも綿毛がふわふわ。今年は大丈夫?と思ったが、案の定、今朝目を覚ましてみると、片目がお岩さんのように腫れている!白目は赤くないが、目の内側がかゆい!アレルギーだわ... 早速、カモミール•ティを入れ、目を午前と午後2回洗うことで、だいぶ落ち着いた。下手に目薬を使うよりいい。

イベントといえば、今週末に次男の通う中学の年末の恒例行事として、生徒全員で中世の服装をし地域を行進し、その後はコンサートやら保護者によるパニーノ屋やクレープ屋が並ぶ。中世の衣装というと、トスカーナのシエナの「パリオ」を思い出すが、「パリオ」と呼ばれる競馬が伝統行事として行われ、参加者の服装も中世と同じデザインで、貴族や庶民、修道士が続々と登場する。次男の通う中学の生徒たちもこのような衣装を着て、方や旗を持つもの、方や太鼓を叩き、それは見事だという。

今年で行進20回目を迎える。次男がこの中学に入学が決まったと同時に、現在中3の保護者であるママ友たちから「針仕事できるよね?」と声をかけられ、入学後も担任との面接で、「針仕事はできますか?」ということで、名前がリストに載ったようで、行列参加の衣装のお直しに呼び出された。



いわゆる家庭科室に行くと、来ていたのは、3人だけ。一人先生がおり、ふと顔を見ると、以前次男がいた公立の小学校で顔を合わす保護者の一人だった。しかも、別のお子さんが長女の通っていた高校にもいらしており、学校で偶然ご主人と顔を合わせたこともある。そして、我がパロッキアの夏のオラトリオのテアトロ(演劇)の先生でもあったから驚き。世界は狭い。

次から次へと生徒が送られてきて、衣装を選び、その状態もチェックしていく。300人前後の生徒が衣装を着るので、そのチェックをし、大きなほころびはその場でミシンで縫っていく。足踏みミシンもあり驚いた!壁の棚の引き出しや、ケースには、ありとあらゆる糸やリボン、ボタンなどが入っており、見ているだけで楽しい。

イタリア製の古いミシンではあったが、なんとなく動いてくれた。あまりにも気合の入った衣装もたくさんあったが、きっとボランティアの保護者たちが作りためたものなのだろう。感服である。

当日、行列は10時から始まるが、衣装係は、生徒達の着替えも手伝うので、8時には学校入りをする。サルシッチャをグリルで焼いたパニーノが600個。生ハムも機械を持ち込み、薄切りにしてパニーノ300個を作るというが、ボランティアが足りないらしい。特にサルシッチャの薄い皮をむくのに手間がかかるのよ、と上級生のママ友たちが言っていた。そういうことを耳にすると、見て見ぬ振りができないのが、私の長所でもあり短所でもある。爆 「当日は衣装係の他にジョリー(トランプのジョーカーのようにどの役にも使えるという意味)で待機」。

今回は4着しか手をつけられず。また今週中に出直しだ。怒涛の学年末だが、余計に気合がはいる~。