私たちにできること | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。



4月14日の夜に熊本で震度7、M6.5の地震が発生した。
まず頭をよぎったのは、原発と阿蘇山。

遠く離れたところに住んでおり、前回の東日本大震災の時同様、考えるのは「私たちにできることは何か?」ということ。それは、日本で起きたから、ということに限らず、世界各地で災害は常に起き、それこそ戦争、紛争、そしてそれに伴う難民問題は後を絶たず、だからといって私たちは世界を救うことはできないが、無力だからといって諦めて良いのだろうか?

いつも思うのだが、自分はたまたまその時代、その場所に生まれて育っていなかっただけで、被害者、当事者にはなっていないが、誰かが自分の代わりに苦しんでいることも有りうるということを忘れてはいけないと思う。そして、苦しみ、悲しんでいる人の分まで「丁寧に生きる」これが大切なんじゃないかと思う。

今朝の朝日新聞の「天声人語」にもあったが、「震災」という文字は、「震」と「災」に分けられる。「震」は地球の営み。これは人には避けようがない。けれど「災」ならば人の力で減らすことができる。過去の大地震で犠牲を払いながら学んだ減災の知恵を総動員する時だ。

今回の地震で亡くなられた方々、被災されたすべての方々のためにお見舞い申し上げ、また心を寄せることにより、共に祈りたいと思う。