世界一の先生 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

世界中で最も優れた教師を選ぶ「グローバル・ティーチャー賞」に、中東パレスチナの女性教師が選ばれた。



「グローバル・ティーチャー賞」とは、イギリスのNPO団体(Varkey財団)が世界中で教育に最も貢献をした教師に贈らるもので、「教育界のノーベル賞」とも言われている。

今年は子供たちに遊びを通して学ばせる教育法を提唱しているパレスチナ・ヨルダン川西岸の小学校教師、ハナンフルーブ女史が選ばれ、奨励金として100万ドルが贈られた。

フルーブ女史は難民キャンプで育った経験を生かし、戦闘で心に大きな傷を負った子どもたちに非暴力の大切さを教えているという。

表彰式は13日にアラブ首長国連邦(UAE)のドバイにて行われ、パパ様がビデオを通じて受賞者を発表。
こちらはパパ様からのメッセージ。
パパ様は、子供達には、遊ぶ権利があり、教育の一貫としていかに遊ぶかを学ぶべきである。それは、遊ぶことや人生の喜びを通じ、社会に属すことを学ぶ。フルーブ女史の受賞を祝され、また子供の教育における遊ぶことの役割を賞賛された。また、英ウィリアム王子、国連の潘基文事務総長、バイデン米副大統領、ビル・クリントン元米大統領らが録音メッセージを寄せた。

フルーブ女史のインタビューとパレスチナの子供達。

ところで、今日もオラトリオでエジプト人の中学生とイタリア人の高校生がサッカーをしていたら、いきなり殴り合いになった。気づいた保護者(女性)が飛んでいって体をはって止めて、オラトリオのルールとして、問題を起こしたものは、オラトリオから帰る、ということで不満たらたらのようだったが、今日のところは帰ってもらった。月曜日の午前中には地域にメルカートが出るが、夕方の掃除を見張っている警察が巡回しており、そのままパロッキア前に張り付いて、しかも威嚇するようにライトが当てられていた。嫌な感じ。

すぐに殴り合いになるのは、宗教の違いが問題なのではなく、子供達を囲む背景、環境プラス家庭や学校による教育なのではないか?と思ったものだ。

話は戻るが、この授賞式を記念し、ドバイに、オリーブの木が植樹されたという。今週はいよいよ復活祭1週間前の聖週間に入る。皮切りはイエス•キリストがエルサレム入城する「枝の主日」だ。聖書にはナツメヤシの枝を人々が手にする、とあるが、イタリアはオリーブの枝を使う。オリーブは平和のシンボル。未来を担う子供達が、優しい心で労わり、支え合うことができますように。そして、そこから生まれる平和を築くことができますように。


http://www.avvenire.it/Chiesa/Pagine/messaggio-papa-francesco-scuola-insegnante-piu-brava-dubai.aspx?utm_content=buffer3cd6e&utm_medium=social&utm_source=facebook.com&utm_campaign=buffer