父の誕生日 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。


今日2月26日は、父の79歳の誕生日だった。

心筋梗塞で危篤と言われ、次男だけ連れて飛んで帰ったのは、6年前。もう6年も経ったんだ...と時の早さに驚いてしまうくらいだ。

親の誕生日を迎えるたびに、自分の命の奇跡を思う。
...一人の人間が生まれるためには、両親が必要で、その両親が生まれるためには、それぞれの両親4人が必要である。そのように辿っていくと、10代遡るならば1000人の親が必要となる。20代遡るならば100万人の親....その中のたった一人の親が欠けても、「私」という人間は存在しない。私たちの命は奇跡の命であるのだと。

離婚する人、生き別れになった人。イタリアではゲイのカップルに養子縁組の話題が絶えないが、実の親は選べない。それこそ「親子の縁」「親子の絆」は奥が深い。

先日、夫が日本出張の際、実家に寄ってくれたが、「お父さん、ぐっと老けた気がするなあ」と言っていた。足腰が痛いといって、病院通い以外は外に出ていないようだ。転ばれるのも怖いが、とにかく、股関節のマッサージで血流を良くしておいてね、とメッセージを送っておいた。すると、母が40度の発熱で病院で点滴を打ってきたという。今は37度まで下がったというが、こういう時に親元にいられないことを悲しく思う。「男は役にたたない。」と母の愚痴メールが来ていた。「どこも一緒だね。」と返事をしておいた。

お父さん79歳の誕生日おめでとう。親はいてくれるだけでありがたい、と思うようになった。でも母のことも労ってよね。


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