超簡単ぷるるんひよこ豆豆腐 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

FBにも紹介され、また周りの日本人の友人も作ったことあるよ!という人が多く、ぜひ作ってみたいと思っていたひよこ豆豆腐。

ひよこ豆一袋500g分を一晩水につけておいた。

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翌朝、水を切り、豆の2倍の量の水を加えブレンダーにかける。綺麗に洗ったさらしで豆を濾し、豆乳とおからに分ける。豆乳のほうを火にかけると、あれよあれよといううちにとろとろに固まってくるから、あらっ不思議。それを容器にあけて冷やすだけ。

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豆乳は火にかけながら、手早くかき回していないとすぐに固まってきてしまうので注意。お昼ご飯を作りながらやっていたので、途中塊ができてしまった。


image  わさび醤油でいただいたが、のどごしさわやか。今度は食べるラー油でいただきたいわ。

残ったおからでまずは卯の花を作ってみた。卯の花は私の大好物。なんといっても母の味付けが一番。一度お惣菜やさんで購入してみたが、甘すぎて食べきれなかった。

image 微妙なザラザラ感があった。ブレンドするのが甘かったか? 明日コロッケにしてみようと思っているが、夏はタブレ風サラダにしてもいいかもしれない。レモン、ミント、きゅうりにトマトを入れて食べるのが好き。

ところで、ひよこ豆の原産地は、トルコ南部と考えられているという。栽培、食用の歴史は古く、最古の記録では7500年前のトルコだという。確かに、トルコ料理には、ひよこ豆のディップであるフムスや、スープ、トマト煮、サラダ、ファラフェルと呼ばれるコロッケなどたくさんひよこ豆の料理がある。

ちなみに、「ひよこ豆」という名前は、英名「Chickpea」、「ひよこみたいな豆の形」に由来しており、またイタリア語でひよこ豆は「Ceci」(チェーチ)と呼ばれ、属名「Cicer」はローマ時代からのラテン語。種小名「arietinum」は「雄羊のような」という意味で、豆の形を羊の顔面に見立てているようだ。

話はもとい、おからは本来、廃物であるが、食物繊維やカルシウムを多く含んでおり、たんぱく質や炭水化物、カリウムにも富んだ食材で、ヘルシーフーズなのだ。


とはいえ、いくら栄養たっぷり、体によくても毎日食べるには飽きてしまう。このおからをガーゼか綿の袋にいれてお風呂に入れれば、簡単入浴剤に変身!美肌効果も期待できるという。⚪️⚪️なら今よ!爆