1枚で2度美味しい“renacnatta”のリバーシブルスカート

以前会社を立ち上げるというと、お金が有り余っていれば良いが、まずは資金調達が第一関門だった。かくいう我が家も自営業者だが、脱サラをしなければ、資本金もなかったし、金融機関から借りるといっても、仕事で得た信用がなければそれもうまくいかなかったことだろう。

とはいえ、IT技術の進化による情報の伝達速度の向上と情報収集コストの低減等により、新たな資金調達の可能性と手段が出てきた。

知り合いのお嬢さん、aikaさんが今をときめく、クラウドファンディングプロジェクトとしてヴィンテージ着物とイタリア製シルクのリバーシブルスカート”renacnatta"を世界に発信しようとブランドを立ちげられた。

まず、クラウドファンディングとは、ある目的を持った事業法人や個人に対しインターネット等を活用した専用の仕組み（プラットフォーム）を使用して不特定多数の出資者が集まって資金提供を行うことをいう。出資者はサイト上に提供されるそれぞれのプロジェクトの情報の中から自分が共感したプロジェクトやサービスに資金を提供し、出資後はプロジェクトの実施状況の報告を受けたり、見返りとしてサービスや商品を受け取ったり、あるいは現金配当を得たりするという。

クラウドファンディング(crowdfunding)という言葉自体は、crowd(群衆、大衆）によりfunding(資金調達）を行うという意味から新たに作られた造語のことである。ちなみに、この出資に関しても、リターン、つまり見返りを求めない「寄付型」、商品やイベントへの招待などリターンが後日が届く「購入型」、金銭的リターンが前提の「投資型」があるというから面白い。彼女たち（お友達と二人で企業）2000円から参加出来る「購入型」のクラウドファンディングを実施するそうだ。

そして、造語といえば、ブランド名"renacnatta"も同様。日本の着ら「れなくなった」着物とイタリアの使わ「れなくなった」シルクが融合し新たなものへと生まれ変わるというコンセプトがブランド名の由来だと言う。若い人ならではの、発想が非常に面白いのと、このスカート、まだ実物はみていないが地味派手で可愛い。

スカートの特徴はこちら:

あれっこのモデル、どこかで見たことある？と思ったら、空手で一緒の高校生。稽古の後に、いつも大きなビオラを抱えて次のレッスンに走っている。また、カメラマンも高校生だが、すでに個展も何度か開いている将来有望なアーチスト。これまた、空手仲間だから世界は狭い。

着方は無限大。

着物地は全て紺だが、シルクの柄の方は、幾つかのイメージの中から選択ができるという。

また、リターン内容はこちら。http://j-a-m.main.jp/renacnatta/

ミラノサローネ国際見本市が4月12日～17日まで開催されるが、そちらで展示されるとの話。また、今年は日伊国交150周年。大きな一歩となることでしょう。

クラウドファンディング開始日は本日2016年2月1日（月）日本時間18:00より、実施クラウドファンディングはこちら:　Makuake（マクアケ） https://www.makuake.com/

また“renacnatta”クラウドファンディングページはクラウドファンディングスタートと同時に公開されるそう。ぜひ応援お願いします。