今日は何の日?! 〜 1月30日 3分間電話の日 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。



昔は公衆電話に10円を入れると無制限で話ができたという。それが、1970(昭和45)年のこの日から、東京都心部を皮切りに公衆電話からの市内通話「3分打ち切り」が順次開始された。つまり、市内通話料金が3分で10円になったという。公衆電話での長話を防止するために始められたものなのだそうだ。

携帯電話の普及からミラノでは、公衆電話をほとんど見かけなくなった。まだ、日本の方が、見かける数は多いが、帰国中いざという時に、公衆電話がみつからずあたふたしてしまったことが多く、結局プリペード式の安い携帯電話を購入した。

ところで、中高生の頃、ボーイフレンドに電話をしたくても、家の固定電話から電話をするのは、気が引いたものだ。親に聞かれたくないし、長くなれば聞こえるように「長い~」などと言われてしまう。10円玉を数枚握りしめて、公衆電話に走ったものだ。また、本人が出なかったらどうしよう?とドキドキしたものだ。ああ、遠い日の記憶。

今や、家の固定電話がない家庭も多いようだし、子供たちも個人の携帯電話を所持している。メッセージ三昧。しかも、略語でわけわからず。昭和のドキドキする恋心を知らないだろう?と言いたくなってしまう。爆

災害時 本領発揮 公衆電話
恋に落ち ダイアル回し 手を止めた (単に歌の歌詞や~ん!爆)
プッシュフォン 番号の位置 記憶して
今帰る 電話一本 10円落ちる (帰国中は、出先から母に毎回電話連絡)
声掠れ 間違えられた オレオレと (父に間違えられた時はショックだった!)