今日、Itamaの総会が行われた。
ボランティアの入れ替えがあったものの、今年も40数名が在籍。そのうち30名弱が出席しただろうか。会計報告や今後の研修内容、現在抱える問題などの報告があり、最後にある教師から話が出た。
先日、生徒の中で、子供が風邪を引いたのか、学校がストだったのかよくわからないが、8歳の子を筆頭に、2歳、1歳児を自宅に置いて授業に来ていたという。どう考えても、その母親は学校を休み家にいるべきでしょう?たまたまそれを知ったものの、子供たちに何かあれば、母親の責任とはいえ、学校側の私たちにも問題は出てきてしまう。文化の違いとはいえ、生徒たちには、念のため、注意喚起をしてください、とのことだった。
当然のことだ。
文化や習慣の違いから母国では何気なくしている日常の行為が、国外では意外に驚きの犯罪行為になってしまうこともある。
よく母親が子供を車に乗せたままパチンコに出掛けている間、熱中症で亡くなったという事件は日本でもよく聞く話。国によっては、子供を残して大人が車から離れてしまうことを「違法」とみなすところも多い。アメリカの場合、州によって法律も違うが、テキサス州では7歳以下の子供を5分以上車に残してはいけないという。それで子供が怪我でもしようものなら、責任者は6ヶ月~2年間の服役または最高100万円の罰金。カリフォルニア州の場合は、6歳以下の子供を車に残した場合、罰金は約1万円だが、定められた社会教育プログラムに参加しなくてはならないという。
家の中とて同様。日本でいう鍵っ子というのも、国によっては育児放棄とみなされ、犯罪となりかねない。もちろん、小学生くらいまでは学校の送り向かえ、友達の家に遊びに行くことでさえ、大人がしっかり送り迎えをすることが本来義務付けられているのだ。
私も最近は次男(11歳)を置いて出かけることがあるが、実際イタリアの法律では14歳まで家に一人で置いて出かけてしまうと、育児放棄として告発を免れない状況もあるようだ。(実際小児科にかかるのも14歳までだからか?)とはいえ、心理学者の助言によれば、最低10歳まではそういった状況を避けるように、ということだった。
それなのに、「何が問題なの?個人的な問題だし、私たちには関係ないこと。ミラノにいる中国人なんて子供だけでもその辺歩いてるじゃない。習慣の違いよ。」と平気でいうイタリア人スタッフもいたから驚いた。
すると、多くの者がさすがに反論した。「モラルの問題だ!」と。モラルの問題でもあるが、ボランティアとはいえ、お金をもらっていようがいまいが、子供を預かる仕事をしている者が、そういう発言を軽々してよいものか?とムッとした。
上記個人の発言は別として、郷に入れば郷に従え?自国じゃこうだから...は通用しない。特に今のご時世、国外では何が起きるかわからない。安全対策、またそこにいて注意するよう、学ぶこともあるだろう。
そうそう、外で自分の子供をどなったりするような叱り方をしていても通報される場合もあるそうだ。幼児虐待とみなされ、通報の義務があるところもある。
余談だが先日、次男と喧嘩をし、あまりにも親を馬鹿にする言い方をしたので、頭を叩こうとしたら、彼の頭に手が触れた瞬間、パキンッと音がした。はっと思った瞬間、私の手首はみるみる紫色に。「痛くないもんね~」と嫌味をいう次男。私の右手の生命線の端あたりの血管が切れてしまったのだ。「頭の血管じゃなくって良かったね。」と友人に冗談を言われたが、まさにそうだ。しばらく指も動かず、手のひらは2,3日痺れたままだった。親指の付け根の関節はその時に衝撃があったのか、未だに痛み、腕立て伏せがきつい。怒りから10秒待てなかった私の罰なんだなあ...と思う。頭にきても、手首を掴み、痛さを忘れないように、と思う。
思春期、たまらないわ。
