今日、我らのゴスペル•ガナリア隊の指導者でもある師匠のミニコンサートに出かけてきた。

イタリアの現代音楽ベリオの”SequenzaIII”から始まり、Kosatoワールドに引き寄せられる。
メゾソプラノ歌手でありながら、オペラから現代音楽、シャンソン、ポップス、民謡どんな曲、どんな音域も歌いこなす。ミラノには日本人の歌い手及び留学生が多いが、師匠ほどの音域とタレントに溢れる方は少ないと思う。しかも人間的にもキョーレツ!もちろんお褒めの言葉です。けれど、師匠について早4年。多くの人がガナリア隊に出入りしたが、残った生徒も皆キョーレツ。爆
さて、アコーディオンとの曲は、ピアソラの曲。ピアソラといえば、タンゴ。タンゴを元に、クラシック、ジャズの要素を融合させた曲が多い。情熱を秘めたセンチメンタルな旋律は、秋の心象風景に重なるものがある。師匠の声が心の琴線に触れ、鳥肌ものの極上の一時。曲が終わるたびに、周りからも感動のため息が出る。
英語にフランス語にスペイン語...言葉は全く解せないが、師匠の豊かな表現力で心が伝わる音楽はなんと素晴らしいことか。豊かな声量と、万華鏡のようにくるくる変わる音のパレット。まさに声の迷宮だ。
今月末に行われるミラノの北イタリア日本人会での催し物では、昨年同様、師匠のTinsagu Projectoのミニコンサートが行われる。もちろんバックコーラスで歌いまーす!笑
http://ameblo.jp/sofiamilano/entry-10876433906.html

