
子供の頃、毎年お正月になると父が自らくるみをすり鉢で潰し、それに砂糖と醤油をあえて、さらにお湯を加えて好みの濃さでくるみペーストを作って、お餅を食べていた。また、くるみ団子、くるみ饅頭、くるみゆべし...。調べたら三陸地方の郷土料理にくるみはなくてはならない食材のようだ。
http://wagurumi.jimdo.com/レシピ集/岩手の伝統的なクルミ食/
また、イタリアも年末年始はナッツ類は欠かせない。ドライフルーツと一緒に食卓に登場する。
くるみには、
悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を減らす作用。
滋養強壮作用
抗酸化作用
神経鎮静作用
皮膚の代謝促進作用がある。
また、くるみには、豊富に含まれるオメガ3脂肪酸の他、たんぱく質やビタミンB1、食物繊維、マグネシウムなどの栄養素がぎゅっと詰まっており、血行を良くし、血液サラサラ、血圧を下げる、動脈硬化予防•改善、高血圧予防を始め、成人病予防から認知症予防、アンチエージング、美肌、美髪などなど効能も沢山。
日本では、くるみは縄文時代から食べられていたというが、原産地はヨーロッパ南西部からアジア西部とされ、1770年にフランシスコ会の宣教師によってアメリカにもたらされたという。今やくるみの生産の大半がアメリカ産というが、イタリアで売られているのは、イタリア産の他にフランス産やアルゼンチン産、オーストラリア産があったが、高いのはイタリア産。
今日は、お昼にピッツアとサラダ。サラダには洋ナシとくるみを数粒入れてみた。ちなみにくるみの1日の摂取量は25g。7個が限度。何事にも言えることだが、食べ過ぎに注意。
くるみの花言葉は「知性, 謀略、知恵、野心」だそう。くるみはブレインフードと呼ばれるそうだが、割った形が、脳に見えるからだろうか?
こんなに効能があるならば、一家に一本くるみの木を!と言いたいところだが、くるみの木一本から約1,500個も実が収穫されるそうだ。それじゃあ多すぎるなあ。苦笑
http://www.californiakurumi.jp
