可愛い子には旅をさせよ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。



ボローニャへ行った長女。なんだかんだ言って2週間に1度は帰宅しているだろうか。毎日数時間とはいえ、月曜日から金曜日まで授業があるので、金曜日の夜遅く、または土曜日に帰宅し、その時によって出発はまちまち。今回は4泊5日の帰宅。

イタリア人の友人はそろって「嬉しい?」と聞いてくるが、イタリア人的発想だなあ、と思う。嬉しいというか、なるべく家にいてあげたい、と思うけれど、結局は用事が入っており、家を出たり入ったり。そして肝心な彼女も帰宅しても、友達に会ったり、朝はゆっくり寝ていたりと、結局すれ違いが多く、以前と同じだな..,というのが現実。苦笑

それでも、2ヶ月弱でかなりしっかりしたなあと言うのが感想。
家族に対し(少なくとも私には)気を使うようになった。「ありがとう」「ごめんね」という言葉が普通に出るようになった。そんなこと期待しているわけじゃないけれど、やはり他人様と生活し、感謝する気持ち、自らを省みる機会を得たのだと思う。まさに「可愛い子には旅をさせよ」だ。これだったら、早く長男、次男にも家を出て行って欲しいわ。笑 

それにしても、次男のクラスのwhatsAppは週末になると、親の宿題チェックのメッセージの嵐となる。学校側も親が、毎日の宿題、カバンの中身をチェックするようにと言っていること自体問題なのだが、結局は親子の依存関係が続き、とりあえず悪い成績はつけられず、留年の心配もなく進級はできるだろうが、幼稚園生じゃあるまいし、子供を甘やかすのはどうよ!という気がするのは私だけ?!

「可愛い子に旅をさせよ」はイタリア語では"Troppa indulgenza vizia l'infanzia." 甘やかすことは幼少期をダメにする、とある。また、英語では、"Spare the rod and spoil the child"。と言う。鞭を惜しむと子供をダメにする。褒めることは大切だが、単に甘やかすのではなく、ある程度、厳しく育てないと立派な子供には育たない。失敗してこそ、それを糧にして成長するのだから。

子供が成長するためには、親も努力が必要。見ていられなくてもぐっと我慢する。教師の都合のために、親が手を回すってどうよ!

長女の話に戻るが、以前は私の服装云々「趣味が悪い!」と散々悪口を言っていて癖に、最近は帰宅の度に私の箪笥を開けては、これ貸して、あれ貸して。これ可愛いよね。などというようになった。はあ?である。私は、友人のロベルタが作る洋服が多いのだが、ロベルタのパンツを床に並べてはこれいいよね、などと言う。一本ここ数年履いていないパンツがあったので、いる?と聞くと大喜び。段々趣味が似てくるのだろうか?なぜか二人色違いのカンケンリュックを背負っている。「ママ、年考えてよね。」と次男。うるさいなあ、もう。



可愛い子には旅をさせよ」まっそうなると夫と二人じゃ間が持たないんですけど。爆