時間の達人 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。



人に与えられた時間ほど平等なものはない。
日本人の平均寿命は、男性80.50歳、女性86.83歳。
真ん中をとって、82年生きたとすると、1年365日、82年間では29,930日。閏年などがあって約3万日としよう。そのうち、3分の1は睡眠時間と言われている。残りの時間を、増やすか減らすかは、個人の時間の使い方次第。
http://www.garbagenews.net/archives/1940398.html

決して要領よく生きることだけがいいとは思わない。けれど、時間の使い方によっては、人生をより豊かにすることだってできるのではないだろうか。

何をするにも、「忙しいからできない」「仕事があるからできない」「子供がいるから無理」という人が多いが、そうだろうか?もちろん、子供の年齢や状況にもよるが、じゃあ少しでも余裕ができたら、その時間を何に当てるか?が問題だ。

人生は一瞬の積み重ね。タイムマシンがあったら、いつのどの時代に行って何したい?子供の頃、思い浮かべたものだ。やり直したいこともたくさんある。けれど、人生は進んでいるから後悔しても仕方ない。失敗や悩んだことを糧に、よりよく生きようと努力するのみ。

🎶時の流れに身を任せ~...
流れて流れてどこに行くの?

我が家の子供達は、時間の無駄使い、そしてやりっぱなしが多く、私の忍耐も限界だ。結局私が悪いの?手は出さなくとも口を出すからいけないのか。

イタリアの現地校の中高は、大抵お昼過ぎに授業が終わり、帰宅。お昼ご飯を一緒に食べ、一休みしてから宿題なり勉強などやるべきことをやってしまえば、あとは自由時間のはずなのに、そこからダラダラが始まる。夕方に空手の稽古やら何かしら用事が入るし、夕食後寝るまでの時間を見越して、上手に時間をオーガナイズしようよ。毎日が練習。時間の使い方は、人生の使い方。毎日試されているんだよ!といってもシーン。あ”...なんで毎日同じこと言わせるかなあ。

今朝、珍しく次男が早起きし、ちょっと早すぎない?というくらいの時間帯に登校していった。よっ!スイッチ入ったか?爆

自分の性格は変えられなくても、生活は変えられる!まずは時間の使い方を見直し、時間の達人になろう。