激痛! 絶叫! 〜 小手鍛え | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。



空手の稽古で「小手鍛え」というのをした。

これは、どうも沖縄、琉球空手にあるものらしいが、骨を鍛えるためと聞いた。主に、外受けや内受けなどの”受け”と呼ばれる手首から肘までの腕の部分を鍛えるのだが、二人一組になってその部分を打ち合う。受けが攻撃にもなりうるわけで、痛いなんてもんじゃない!

 私は、イタリア人の女子高生と組んで、お互いに唸りながら練習した。次男と練習した時は、両腕があざになりDVかい?って感じだったが、今回お互いセーブしてしまったのか、あざにはなっておらず。ダメだね。

ところで最近、ドラマ「無痛 ~ 診える眼」にはまっている。外見だけで病気や犯罪の兆候を見抜く医師が「神の診察眼」を武器に事件を解決していく...というストーリーなのだが、第2話での別の医師のセリフの中で、「患者を苦しめるのは痛み」とあった。「痛みのない世界、つまり無痛治療を施す、我慢をしない病院」作り...という理想を語る。更には、「痛みは人間から生きる希望を失ってしまう。...あらゆる苦痛を取り除くことができれば、患者は救われる。」とあった。

これは、単に肉体的な痛みだけではなく、精神的痛みにも通じることだろう。肉体的痛みは生命の危険に関わるが、精神的な痛みも人間の生きる希望を失ってしまう。紛争に巻き込まれ、命からがらで生きる人々。貧困と飢えに苦しむ人々...。とはいえ、人間誰しも、一人一人、大なり小なり、成長、成熟に伴う痛みを持ち、それと闘っていかねばならず、痛みを知らずに生きていくことはできない。また、痛みを知ってこそ、人に優しくなれる、ということもあるだろう。ドラマを見ていて物思いに耽った。

話は基、それにしても「小手鍛え」は痛かった。「千里の道も一歩から」というが、アラフィフ女子には、この鍛錬は非常に辛い。念のため保険にも入った。苦笑 とりあえず、カルシウムとビタミンDとKをもっととって太陽にも当たっておかないと! 爆