寝ても覚めても | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

学校が始まり、今日でちょうど1カ月。長男も次男も元気に学校に通っている。特に次男は、初めて一人で登下校するようになり、生き生きしている。

現地校中学は、学校にもよるが、次男の学校は授業が終わるのは、13時33分。年間授業の割り振りで33分という中途半端な時間だが、2時前には帰宅する。大抵長男も同じ時間帯に帰宅するので、3人で昼食。一休みして3時くらいには宿題を始めなさいと言っている。

夕方から空手の稽古のある日も多いし、現地校に加え、補習校の宿題も多い。補習校に関しては、毎日15~30分くらい集中してやれば、土曜日の授業までに間に合うものを、いつもオーガナイズが悪く、前日に大慌て!ということも少なくない。やっていかなければ、本人の責任だが、進級にも関わってくるので、全くの野放しにもいかない。

それでも、TVを見だすと、イタリアの番組はチャンネルによってはアニメを永遠に流しているので、約束通りきちっとTVを消さない限り、収集がつかない。たまに、TVのコードを隠すが、最近、電子ジャーのコードも使えることが判明。あちゃ~。

TVをやっと止めたかと思うと、今度は工作を始める次男。
ダンボールのような、波形の段にライナーを張り合わせたプラスチック状の紙を切って、ピストル作成。

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グリップを引くと、シリンダーが回るようできている。

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セルフィ画像を見ながら、自画像。

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昨日、さっとリビングに置かれていた一枚。


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寝ても冷めても、図画工作。
勉強は集中できないが、こんなに熱中できるものがあるということは、良いことなのだろう。ただ、捨てた箱やらプラスチックを拾ってきては、それを細かく切り刻み、家中散らばっているのだ。片付けなさいと言っても、「片付ける」限度というか、定義が違うというか、汚いといったらありゃしない。

ただ、その子の持つ「技術」や「可能性」が、日常の営みに生きるということは、素敵なこと。心の成長と共に、興味あるものが、豊かに育つと良いなあ。

とはいえ、美系の高校に行くにしても、イタリア語はきちんとできないとダメなんだよ。特に、書くことと、読解。というと、頭を抱えていた。