忘れもの 高田敏子
入道雲にのって
夏休みはいってしまった
「サヨナラ」のかわりに
素晴らしい夕立をふりまいて
けさ 空はまっさお
木々の葉の一枚一枚が
あたらしい光とあいさつをかわしている
だがキミ!夏休みよ
もう一度 もどってこないかな
忘れものをとりにさ
迷子のセミ
さびしそうな麦わら帽子
それから ぼくの耳に
くっついて離れない波の音
いよいよ、新学期が始まる。
本来だと、ミラノは9月いっぱい日が長く、半袖で居られる。以前長男は空手と一緒に野球も習っていたが、野球は9月になると、夏休み明けの練習が再開。日に日に、暗くなるのが早くなるので、毎回暗くなってきた時点で練習終了、と非常にアバウトな練習だった。そして、無料体験クラスもあり、新しいメンバーが入りだしこれから、という時に、ミラノは雨が多くなる。したがって1ヶ月再び休みに入り、体育館にも暖房が入る11月になってから練習が再開(いや再再開か?!)という段取りだった。
話は逸れたが、今年のミラノは、すでに日も短く肌寒い。今朝はいきなり大雨が降った。夏の前に梅雨があるように、夏の終わりが秋雨か。多くの死者を出したあの熱波がこの数カ月以内にあった出来事ごととは思えない。
逆にあの太陽、そして(そこそこの)暑さが懐かしいくらいだ。人間は現金なものだ。
夏休みよ
もう一度 もどってこないかな
忘れものをとりにさ
でも子供たちは学校へ行っててくれ! 爆
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