OMG! 阿鼻叫喚 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

毎年夏休み明け、虫の襲撃を受ける。

過去に、アリの大群、ゴキブリ(これは、家の外)、スズメバチ...もう毎回心臓が止まりそうになったが、今年は、さらにその現場が脳裏に焼きつき、食事も手につかず、寝てもその現場を思い出してしまい、ちょっと神経質になってしまったくらいだ。

一昨年前あたりからミラノは、ゴミの分別が厳しくなったのだが、面倒なのは、<umido>と呼ばれるいわゆる生ゴミの処理。BIOの専門収集袋に入れて捨てなくてはならないが、収集は週2回。ただ日本のように、各家庭で保管し、収集日に出すというのではなく、各アパートのゴミ収集場所に捨てておけるから楽といえば楽だが、じゃあそこでどうなっているの?と考えるのは恐ろしい。

1日に出たゴミはまとめて夜、アパートのゴミ収集所に出していたが、ちょっとのゴミ(生ゴミを含む)だったので翌朝に出せばいいか、と怠けてしまい、袋を玄関に置いたままいしてしまった。

翌朝、次男に「ママア、ゴミ袋の下に小さな虫がいるよ。」というので、ゴキブリでも出たか?と思った。ミラノでみるゴキブリは日本のに比べると小さく、外から入ってきても部屋のあちこちに日本製のゴキブリ退治<コンバット>を置いているので、大抵見つけるときは、死んでいる。動かなければいいか...と思って、ふと袋を持ち上げたら、ぎぃあ~っ!!悲鳴をあげしまった。見たこともないような、巨大なしらすのような大群がうごめいているではないか!もうだめ~。この世の終わり。私は小さい大群は苦手。しかも、蠢動しているものは背筋が凍る。宮崎駿の「もののけ姫」なんぞ吐き気がしてしまう。アニメとはいえ、思わず目を背けてしまうくらいだ。とはいえ、蠢動する巨悪には耐えられない。闘わなくてはいられなくなる。

その後の処理は、長男、次男を巻き込んで大変だった。あとから「なんだ~、言ってくれればよかったのに。私、蛆虫大丈夫だよ。」と友達に言われ、がっくり。子どもの頃見なかった?と言われ、???驚いたものだ。「だめだね~、都会の人は。」と言われたが、狸のでる多摩丘陵地に住んでいたので、従って虫も多かったが、あまり生活に支障がなかったので意識したことがなかった。

話はもとい、玄関も家の外も、消毒を巻き、大掃除。ゴミを袋に何重にも重ね、捨てたが、ウジが全滅したとは思えず。新聞で包み、消毒薬漬けにしたが、アパートのゴミ置場で倍増していないか?アパート内からクレームが出ないか?そればかり恐れていた。歩道のゴミ箱にたまにハエの大群をみる。覗くはずもないが、想像しただけでも恐ろしい。

ところで、たまに家庭用のumido専用のゴミ箱に小さい虫が飛んでいるのをみる事もあったが、卵を産んですぐに孵化するものなのか?ちょっと検索してみた。どうも孵化寸前の卵を生むようで、暑いとあっという間にウジ発生となってしまうようだ。ゲゲゲ。私としたことが...

日本のように、ゴミの収集日にならない限り、ベランダや家の外にゴミを置いていても、問題ないものだろうか?と思い調べていたら、なんと収集日まで冷蔵庫に入れておく、という人のコメントを読み唖然。実際そういう友達もいた。彼女の家にはいつもコバエが飛んでいたっけ...。ハエは、果物の皮が特に好きらしいが、(たしかにその日は、ぶどうやらイチジクの皮が捨ててあったのだ!)少なくともそのゴミの上に重曹をまいておくと違うとあった。

まあ、こんなことで阿鼻叫喚だと叫んでいたら、戦争映画どころか、戦争を体験した人たちに失礼だろう。でもやっぱり虫は苦手。