帰りたくない症候群 〜 イタリア人編 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。



「帰りたくない症候群」は、私が勝手に名づけたものだが、えっイタリア人も?という記事を読んで驚いた。

その名も、Sindorome da rientro Terrons。Terronsとは、南部のことをちょっとバカにしたような言い方なのだが、ミラノはイタリア南部からの移住者が多い。本来のミラネーゼというのは、3代にわたってミラノ出身でないと、そう呼ばないと言われているが、カラブリア、プーリアあたり出身者が多いのが実状。日本だと東京も元々は、東北や関西から来ている人もおおいが、意外に方言を話さない限りどこの出身かはそれほどわからないのだが、イタリア人は方言をそのまま使うので、言葉の抑揚で、あっローマ出身だ、ナポリ出身だ、とわかるのだ。

イタリア人は毎年夏に同じ海に行き、同じ人と過ごす。意外に一年に一度、七夕のようにあい、同じ海で過ごし結婚するケースもある。家族での長年の付き合いで、飽きないのかな?と思うのは私だけ?笑

いずれにしても、楽しい夏から現実の世界に引き戻されるのは、憂鬱になるのは普通であろうが、なんとも言えない、郷愁、親に対する思いや感謝の気持ち、心配、不安...ひと時の安らぎから離れる恐怖ではないが、憂鬱。それを意外に引きずっている人が多いということなのだろう。

面白いのは、イタリア人はそれを振り消すのに1週間はかかると言う。えーっ元の生活に戻ったらリズムも戻るものではないの?

まあそれは国民性や出身地などの気候上にもよるものだろう。少なくとも南部からミラノへ戻れば、日本から見れば青い空もどんよりして見える、空気も悪い。食事も違う。郷に入れば郷に従えと言っても、年をとるほど受け入れ難くなる。

現実と郷愁。でも自分だけでないと知ると救われる。実は私もそうなの、という日本人も意外にいたが、「そばにいるよ」、電話をくれたり、メッセージをくれるイタリア人の友人に癒される。私は、Nippo-terronaだからね、と冗談を言った。

ところで、今年は異常のない再出発か?!と思ったが、またまた阿鼻叫喚、心臓が止まるような事件が起きた。それは、また今度!



https://memoriediunavagina.wordpress.com/2013/09/02/sindrome-da-rientro-terrons/
http://ameblo.jp/sofiamilano/entry-12064697325.html