教科書オーダー | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

過去に何度も書いているが、イタリアの学校は、教科書は各家庭で準備しないといけない。新学期初日に、全校生徒に配布、などと楽にはいかない。

私立の学校では、教科書代も授業料に含まれ、学校手配のところもあるが、全部が全部ではない。無料で配布されるのは、実質上小学生のみ。まだ義務教育内ではあるが中学は実費。低収入の家庭は国から援助があるが、それもここ数年スズメの涙程度だし、だいたいその収入で生活出来るのか?というくらいISEE(収入証明書)の最低限のラインの人にしか該当しないので、未来の宝である子供を支援しないでいいのか!と叫びたくとも、国自体に予算が全くないのだな...と諦観気味。

なんとかならないものか?中古教科書サービスもあるが、仕入れはほぼただ同然で、販売もめちゃくちゃ安いわけではない。であれば高校生あたりだと校内で売買があるようだ。校内の掲示板に載せたり、FB上の学校のグループに広告を載せ直接交渉。それにしても親のお金で教科書を購入していながら、販売して手にした収入はなぜ子供の手に渡るのだ?!(我が家の場合。苦笑)

ところでこの秋我が家の次男もついに中学に上がる。長女、長男が通った中学とは違うところにしたので私も勝手がわからない分不安。ただ卒業生を始め、在校生の保護者がその学校を絶賛しているし、いくつかのオープンスクールを見学したが、一番オーガナイズが良かった。学校のHPも充実している。だいたい学校も会社もHPのアップ状況で内部の組織状況が想像できるのだ。見づらいところ、放置状態のところは問題外。

話しはそれたが、次男は新学期初日にならないとクラスがわからないし、教科書のオーダーもできないと心配していたが、HPをチェックしたら6クラス全てが同じ教科書使用とわかった。であれば、すでにオーダー可能かどうか、学校に電話してみた。

事務局は大抵、曜日によって時間も決められており、時間外だと、掃除や用務員が受け答えをし、過去の経験だと「わからない」と簡単に応対されるのが通常であったが、少々お待ちくだい、と言われ、すぐに全クラス同じ教科書なのでオーダー可能の旨指示してくれた。大抵は、初日の登校時間も学年に寄って違うので、校門に張り出します、といってそれ以上答えてくれないこともあるが、親切丁寧に応対してくれた。うん、期待大!

それにしても、全11教科, 13冊、計271.7ユーロ。科学なんぞ33.5ユーロ。今のレートだと5,000円近い。3年間使うのよね?また、ドイツ語の辞書も必要だ。それに加え、長男の教科書。進級できれば、新たにオーダー。万が一留年だと、同じ2年生でも今までと同じ教科書が使用できるのかどうかチェック要。その他、補習校やら空手などの支払い云々9月は支払い地獄。

ところで、今朝私がミサに出かけている間、次男は夫と出かけ、新たなザイノ(背負い式カバン)を購入したそうだ。今まで、常に長男のお古を使用することが多かった次男だが、さすがにかわいそう。気分新たにスタートさせてあげたい。

今までは、小学校は留年する人もちらほらいるとはいえ、ほぼところてん式。けれど、これから本格的に厳しくなる。今までは、担任とは”tu”と二人称で話せたが、さすがに中学生になると「マエストラ/ロ(先生)」ではなく、「プロフ(教授)」の”Lei”と三人称で敬意を表した言葉を使うよう指示される。高校進学の基礎はすべてこの3年間に固めておかないと、その後、長女、長男のように親子でハラハラドキドキしないといけない。まあ日本の受験を考えたら、どちらが楽かどうかはなんとも言えないが。

9月は、まず教科書問題をクリアして、保護者会、面談....と年間プログラムが進んでいく。すぐにクリスマス、年末年始だわ。

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