最近よく耳にする「お盆玉」。はじめなんのことかわからなかった。
あっそうかあ。年始にあげるお年玉同様、お盆休みにやってくる孫や親せきの子供たちにあげるお小遣いのことなのね~とやっと理解できた。
もともとは、江戸時代の山形の一部の地域が発祥のようで、夏に奉公人に衣類や下駄などを渡す風習が、昭和初期に子供にお小遣いをあげるように変化したそうで、だからといって全国的なものではなかったらしい。
昨年の夏から日本郵便がお盆玉を入れるためのポチ袋6種を販売開始。企業が需要を見込んで、お盆玉にかかわる商品を展開している様子。ったく商業主義だなあ...
日経新聞によると、ロフトは昨年夏から全国の約50店で販売しており、ポチ袋全体の7月の売り上げは前年比12%増となったそうだ。ちなみに、購入客は50~70代が多いそう。住信SBIネット銀行の調査では、2013年のお年玉の支出総額は2万6143円と2012年から約800円減ったもよう。
呼び名はさておき、我が家も1年に一度の帰国。子供たちはおじいちゃん、おばあちゃんにお小遣いをもらうのを楽しみにしている。友人や近所のおばさんにまで頂いてしまい本当に恐縮してしまう。
とはいえ、「かわいく思ってくれるからしてくれるわけで感謝しなさいよ!」という。
近所のおばさんは私が子供の頃、母が通っていたお菓子教室の先生。母より10歳以上年上だが、本来は私と同い年のお嬢さんがいたらしいが、赤ちゃんの時に亡くなられたという。そして、お菓子教室をしていた時は、すでにご主人もお亡くなりになっており未亡人。長い間御一人だった。長男の出産で一時帰国していた際、わりに長い滞在だったので、母が当時3歳だった長女をよく連れてまわし、カラオケに行ったり、近所のおばさんともお花見に行ったりしていたので、その後の帰国でも「Mちゃん、Mちゃんといってよくしてもらってきた。
昨年「来年会えるかしらね?」といわれ、ちょっとざわざわするものを感じていたが、今年も会えた。「もう84歳よ。もうよぼよぼなの。自分がこんなになるとは思ってもいなかったわ。」母も叔母も皆同じことを言う。心しておかないといけない。
子供たちには、「もらったお金は、あなたたちがどう使ってもかまわないけど、おばさんも、おじいちゃんたちも、年金生活の中からコツコツためたお金なんだからね。ありがたく使ってよ!」というが、買い食いなどするものだから激怒する。
「それともう一つ!頂いた恩に感謝し、お返しするのは、物質的なものではなく、元気に暮らすこと!そして、自分のできることを精いっぱいすること!」うるさいな...って顔をして人の話を聞いている。まあそれは、子供に対してだけではなく、自分に対しての戒めね。お盆玉はもらってないけど。苦笑
