また体育をしたくないから、適当に言い訳してるんじゃないの?と真剣に受け取らなかった。けれど、学校の担任から体育はいつも見学をしている、と苦情を言われ、やっぱり何か問題? 大慌てで、家の前の病院でみてもらったがパッとしない。たまたま診察室前の担当ドクターの表を見ていたら、知っている名前を発見!長女の中学からの親友の父親がosteopataで地域では有名だったのだ。いわゆる”オステオパシー”はまだ日本では知名度が低いが、疾患部だけを調べても解決できない病気は体の歪みなどから起きているものも多く、その歪みや制限を調べ、その繋がりを解きほぐすことで、人間自らがもつ自然治癒力を大いに生かす医学であるという。
そうだよ、パオロがいたんだわ。すぐにレントゲンをとったら踵の骨が炎症をおこしているとのこと。けれど元々の原因は扁平足と言われ、愕然。しかもよーく見ると左右足の裏の反り方が違う。特別な樹脂を使って個人の足の裏の型をとり矯正し始めて1年ちょっと。踵の痛みは一言も言わなくなった。
後は、ダイエット。太り過ぎを指摘されたがなかなかそこは改善されず悩みの種。どうしても疲れやすくなってしまう。
ところで長男、次男の空手教室を変えたついでに私も空手を始めて約一ヶ月。いろんな面での体の変化、そして気づきがある。まずは体のだるさが全くない。太極拳はやっていても数カ月に一度はタイマッサージのお世話になるくらい、体のコリが取れないことがあったが、今はそれがない。汗も出るようになったし、何せ声が出る。構えのポーズでは、単に周りの真似だけしていたが、歩幅、足先の角度と姿勢で体の安定性が変わる。当たり前と言えば当たり前のことなのだが、裸足で立つ時は指で地面を掴む感覚で、と言われ、納得。確かに重心をどこにおこうと足の裏がしっかりしていないと体はぐらついてしまう。そこで、師範が子供達の足の裏を確認。あまりにも多くの子が扁平足であった。今の子達はクッションのいい靴を履いているからね。それに裸足で歩くこともほとんどない。

足裏のアーチが少ない人が、いわゆる扁平足であり、多すぎる人をハイアーチと呼ぶ。足底で衝撃の吸収ができないと、足首やひざ関節、腰にまで負担はかかってくるし、時によっては、タコや魚の目、足底痛などの筋肉の炎症、外反母趾になることも多いというから、甘く見てはいけない。
ドウモ広場を歩いていると、遠くからでも日本人ツーリストは選別できる。アジア系も多い中、歩き方が違うのだ。基本的に猫背の人が多く、歩幅が狭く、べたっべたっとすり足系。膝も曲がり猫背だから前倒れ気味。若い女性に至っては、内股が多い。やはり、着物、和室があっているということか?または、田植えにもいいかもねえ?
毒舌はさておき、やはり素を追求していくと、やはり足の裏なのだろう。足の裏のバランスによって、そこから天に釣り上げられるごとくまっすぐ背骨と頭が伸びていればいいが、傾きがあれば、歩き方も悪く、将来的には体に支障が出てきても仕方ない。かくいう私も、脊柱側湾症。高校生の頃、リハビリに通っていたが、その後指摘もなかったが、やはり昨年の検査で要注意と言われた。個人的には全く、側湾症によりどこか異常を感じるものは何もないのだけれど。
以前、ヨガを習っていた時に、ウオーキングのレッスンもあった。足の長さが微妙に違うので、それを矯正する体操も習ったが、足の組み方、カバンの持ち方などによっても、同じことを繰り返してしまう。常に意識が大切。
①上からつられているイメージ
②目線を少しだけ上げて顎を引く
③重心をかかとより少し前に意識する
ちなみに、真っ直ぐ立ったつもりでもかかとに体重があると、骨盤が広がってお尻が大きく見える原因にもなるというから要注意!
肝心な足の裏は、足の裏を使うことによって、その筋肉を鍛えることが可能だという。しかも、血行促進につながる。例えば、床においたタオルの上に足を置き、足の指でタオルを手繰り寄せる練習はまさに足の裏の筋肉を鍛えることができるという。
痛くない!疲れない!そして美しく! 足裏アーチを意識してみよう。
http://www.footra110.com/deformity/flat.html
http://www.thesalon.jp/themagazine/culture/post-19.html
http://kodomo.lolipop.jp/column/asi_arch.html