4月の魚 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

今日4月1日はエープリル•フール。ヨーロッパでは「4月の魚」と呼ばれ、冗談がいわれることが多い。

子供向け科学雑誌「Foucus Junior」ではぜ4月1日なのか?という記事が出ていた。それによると、1500年前後ヨーロッパでは、新年は「受胎告知の祝日」である3月25日であったという。そして4月1日までを春の祭りとして開催していたが、1564年、フランスのシャルル9世が新年を1月1日とする暦を採用する際、この改革に反発した人々が悪ふざけとして、消滅させられたこの春のお祭りの時期にふざけたプレゼント、または空のプレゼントをするようになったという。空のプレゼントの中には、フランス語で"Poisson d'Avril"、「4月の魚」と書かれたカードが入っていたという。

今日では、フランスでもイタリアでも魚の絵を描いた紙を背中に付けられるといういたずらがある。なぜ魚?という気がするが、その魚は一節によると「鯖」のようだ。鯖は4月に釣れるからだろうか?

こちらは、イタリアの新聞、Corriere della Seraが紹介していたGoogleのサイト。

 
すべて鏡文字になっている!!


そしてこちら、イタリアではすでに公開中、日本では5月1日に公開されるウィル•スミス主演の映画「フォーカス」のエイプリルフール限定バージョン。(もちろん日本のみ)

なんだよ、この黄色い帽子?!と思ったら、最近、東京海洋大学から名誉博士の称号を授与された「さかなクン」がモデル。これまた、なんで魚?彼がウィル•スミスに似てるから?↓はポスターメーキング映像。
https://www.youtube.com/watch?v=jGjpFKmhXeI

ユーモアのあるいたずらですね!

http://ameblo.jp/sofiamilano/entry-10847587495.html
http://www.focusjunior.it/scopro/storia/perche-si-dice-pesce-d-aprile-origini-e-storia-degli-scherzi-famosi-del-1-aprile