2009年7月日本で皆既日食が起きた際、ちょうど帰国中だったが、あちこちで日食観測メガネなんぞが売られていた気がする。そういう意味じゃ、ミラノではどこで売っているのかさえ、全くわからず。
99年の時は、色々売り出されていたのよ。でも今はどこもお金がなくって準備していないんじゃないの?と友人。そうかな...
日食前日の午後、Itamaの会長が観測用に使えるガラスの工場を見つけて今向かっているところだけれど、1つ1ユーロ、誰が欲しい?とWhat'sAppでメッセージが入った。瞬間的に、1枚、2枚、5枚などと返答する。もう工場についたからね!リクエスト終了ということだろう。それでも何のガラス?何があるの?と全く話についてきていない人もいるし、そういう人はご愁傷様。しゃあないね、ってことだろうと思っていた。
私は2枚依頼し、友人の4枚分も合わせ、夜の9時にitama会長宅へ取りに行った。案の定、遅れてオーダーしてきた人が多く足りなくなったというので、我が家の分は1枚でいいからといって置いてきた。取得して驚いたのは、本当に単なるガラス。いわゆるミラーガラスだ。光の通過量が極めて少なくなるため、強い光から目も守るために利用される。プロテクト14というものが適応されるということだった。
帰宅して次男が作った観測レンズケースがこちら。
翌朝、9時前に友人と待ち合わせ。すぐにガラスを手渡ししたが、子供が腹痛で学校を休んでしまったので一枚必要なくなったといい結局私が買い取り、そのままitamaへ直行。
朝から何気に曇りがちではあったが、これは単なる曇りなのか、すでに空が暗くなってきているのかさえ分からず。学校前で、鏡で空を見ていると、自転車に乗った自治体警察に会い、もう始まった?といってやってきた。ガラスを渡すと、太陽が緑色に見え、おーっと大騒ぎ。???
私たちがいるスパツィオビンビの教室は西向き。けれど、窓を開けて左の方、つまり南の方を向くと、「あっ見えた!見えた!太陽が!!」ガラスで見ると、三日月型になっている!!もっと空が暗くなるのかと思っていたけれど、日食率が70%弱ということもあったし、空は明るく知らなかったら全く気づかないだろうなあと思った。なのでスパツィオビンビの子供達も普段と同様遊んでいた。10時半の日食マックスの時間が近づき、さすがに気温が下がったようだ。微妙にうす寒さを感じた。
ところで、Itamaのある校舎と次男の通う小学校は敷地的には隣同士なので、児童生徒たちは校庭に出ているのだろうか?と思い覗いてみたが、人影がなかった。次男曰く、初めはコンピューターでイタリアのアドリア海の最奥部にあるトリエステの日食状況を見て、あとから次男が持っていたガラスを使って小学3年生から5年生までが一緒に観測したという。だれも何も持ってきていなかったの?と聞くと、サングラスを持っていた子がいたくらい、という。プロテクションが低ければ、太陽を直視するのは危険だという認識はなかったのだろうか?目が痛いといっている子もいたという。そりゃあそうだろう。
itamaが曲がりしていう校舎の児童たちにもガラスを提供し、観察してもらった。前日、友人から聞いていた話によれば、日食によりピンホール現象というのがあり、木漏れ日や小さな穴の影の形が変わるというのを観察したかったが、何せ乳幼児を見なくてはならない。おやつの後に、ウ⚪️チをする子が毎回数人いるので、母親を呼びに行く間に、ちょっと空の観察をしたくらいだった。もっと劇的なものを期待していたが、こんなものか、とちょっと気落ちした。
次の皆既日食予定は
2020年6月6日 南イタリア
2021年6月10日 北イタリア
2022年10月25日 全イタリア
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